
ゲリラ雷雨が発生した秋田市内の道路は、川のように冠水し、波打っていた。
警察官が封鎖した道路の先では、車が白い屋根だけをわずかに残して水没。
冠水したアンダーパスで、立ち往生したとみられる。
車のテールランプが赤く光っているが、人の姿は見られない。
アンダーパスの上から、排水しきれなかった水がどんどんとあふれ出し、この影響で冠水し、道路が寸断されている。
陸橋から雨水が激しく流れ出し、まるで雨のカーテンのような光景。
また歩道からは、滝のように雨水が道路に流れ出す様子も見られた。
災害の発生につながるような猛烈な雨が降ったとみられる秋田市の西部付近。
19日の午後3時までの1時間に、約110mmの猛烈な雨が降ったとみられ、記録的短時間大雨情報が発表された。
午後3時には、秋田市内の一部の地域に避難指示も出された。
冠水は、市内のあちらこちらで発生。
ドライバーは慎重に車を走らせるが、対向車からの水しぶきで視界が遮られ、ヒヤリとする場面も見られた。
午後4時前、水につかった秋田市の住宅街。
場所によっては、大人のひざ上にまで水位が上がっていた。
暖かく湿った空気が流れ込んだ影響で、19日は、北海道から東北、関東にかけて大気の状態が非常に不安定となり、局地的な雷雨となった。
このあと、帰宅時間帯の関東でも、ゲリラ雷雨に注意が必要。
秋田テレビ