阪神・サンズがウル虎スーパーキャッチ!将「あのプレーは何打点にもなる」

阪神・サンズがウル虎スーパーキャッチ!将「あのプレーは何打点にもなる」

  • SANSPO.COM
  • 更新日:2020/08/01

(セ・リーグ、阪神3-3DeNA=延長十回規定により引き分け、7回戦、3勝3敗1分、31日、甲子園)虎党の悲鳴が歓喜の拍手に変わった。万事休す-と覚悟した瞬間、巨体を揺らした助っ人がチームを救った。「守」でヒーロー。サンズが超ファインプレーでドローに持ち込んだ。

「走者を絶対にかえさないという気持ちで追いかけた結果、捕ることができてよかったよ。(二塁)走者を刺すこともできたし、大事な場面で点を与えることがなかったのでよかったよ」

延長十回1死一、二塁で、大和の打球が前進守備の頭上を襲った。勝ち越しを確信したDeNAの走者たちがベースを蹴ったが、白球は背番号52のグラブの中へ。全力で背走して、最後は目いっぱい手を伸ばした。すぐに態勢を整え、中継の遊撃・熊谷に返球。三塁付近まで飛び出していた二走の倉本の帰塁も間に合わず、併殺成立。絶体絶命の危機を脱した。

この回、1死から宮崎の遊ゴロを処理した熊谷の悪送球でピンチが始まった。前日7月30日のヤクルト戦(神宮)も終盤の3失策が響いて敗れたばかりだ。この日も2失策で、リーグ最多25個。昨季も12球団ワーストの数字を残した課題は残ったまま。もし守備の乱れから3連敗を喫していれば、チームの雰囲気に影響しかねない。さらに、投手は不振と右肩コンディション不良による2軍調整を経て復活を目指す途上の藤川…。すべてを救った。

矢野監督は「いや、もうあれは、超スーパープレー。前に来て(前進守備)だから、めちゃくちゃ難しい。あのプレー(の価値は)は何打点にもなる。引き分けに持ち込めたのはあのプレーなので」と最敬礼した。名手とはいえない新助っ人だが、キャンプから両翼、一塁と守備練習にも真面目に取り組んでいた。フェンス際、球際での強さが目立つ。バットでは一回に左前打。その後の4打席は快音がなかったが、お釣りがくるプレーでチームを救った。 (安藤理)

No image

延長十回、サンズは大和の打球を背走し、好捕した(撮影・中島信生)

この記事をお届けした
グノシーの最新ニュース情報を、

でも最新ニュース情報をお届けしています。

外部リンク

  • このエントリーをはてなブックマークに追加