小室圭さん文書は元婚約サイドも寝耳に水 なぜ宮内庁長官はベタ褒めしたのか?

小室圭さん文書は元婚約サイドも寝耳に水 なぜ宮内庁長官はベタ褒めしたのか?

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  • 更新日:2021/04/10
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小室圭さん(c)朝日新聞社

「非常に丁寧に説明されている印象だ」「小室さん側と元婚約者との間の話し合いの経緯についても理解ができた」

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4月8日、西村泰彦宮内庁長官は、秋篠宮家の長女眞子さまとの結婚が延期となっている小室圭さんが、公表した文書について、妙に感じるほど高く評価した。

それもそうだろう。

秋篠宮さまは昨年11月の誕生日会見で、小室さんサイドに、金銭問題を「見える形で対応することが必要」との趣旨を述べた。この発言を受けて動いたかのように、その翌月に西村長官は、小室さん側の代理人弁護士を宮内庁に呼び出し、会見でも説明責任を果たすよう求めた。

そして、今回の文書は秋篠宮家の側近から8日の午前中に、西村長官に渡されたという。

宮内庁とのすり合わせは、完璧であった一方で、元婚約者サイドは、寝耳に水であったようだ。元婚約者の代理人に文書の感想をたずねると、「説明文書を出すことなどまったく知らされていませんし、まだ読んでもいない。元婚約者も同じでしょう」と吐露した。

「長官会見の木曜日を狙って文書を出したのは、明らかですよね。小室さんサイドとのすり合わせがあったわけで、長官としては自分の『仕事』が形になったわけですから、べた褒めも当然でしょうね」(皇室ジャーナリスト)

宮内庁長官をはじめ、宮内庁が眞子さまと小室さんの結婚をあと押しする体制にかじを切ったと見ていいだろう。

だが、要職も経験した宮内庁関係者は、計28枚の文書に目を通したうえで、こう顔をしかめた。

「まるで学生のレポートだなというのが、最初の印象です。中身は、おカネの話とご自身とお母さまの正当性の主張と元婚約者への非難に終始しており、誠実さがにじむ内容ではない。裁判書類そのものです。秋篠宮殿下は、『国民の理解と納得してくれる状況』というキーワードを口にしていたが、彼の文書に好感を持つ人は少ないのではないか。一般のお金持ちのお嬢さんとの結婚であればいいが、皇室の方のお相手として、相応しいという印象は受けませんでした。いま皇室は国民の支持や敬愛を失いつつあります皇室の危機的状況ともいえる状況で、出すべき文書ではなかったと感じます」

そう感じるのは、一部の宮内庁関係者だけではない。弁護士で、米国ミシガン州の弁護士資格も持つ、芝綜合法律事務所の牧野和夫さんは、小室さんの文書は、眞子さまとの結婚への強い思いよりも、プライドの高さが強い印象を残す文書だったと話す。

「訴訟大国である米国で、法律を学び過ぎたがゆえに、さらに禍根を広げる結果になったような印象です。米国は自己主張が強くなければ、生き残れない社会ですから、これほどの大作になったのでしょうね」

また、報道や元婚約者の証言による実誤認を訴えるために、元婚約者との返済の有無のやり取りについて、録音した音声データを引用するなど詳細な説明をしている。

「しかし、強権に法律論を持ち出す方が皇族の結婚相手として相応しいかという問題もあります。一般の企業の対応でも、正当な法律論をかざして反対に批判を浴びた例もあります。相手や世間の理解や共感を得るためには、法律を振りかざすのではなく、世論など他の側面も考慮して考えなければいけないという典型例です。小室さんも真の法律家になるには、まだまだ法律以外の勉強が必要かもしれませんね」

西村長官は会見で、小室さんの文書の「理解してくださる方が一人でもいらっしゃいましたら幸いです」という部分を指し、「私もそのひとりで、理解した」とおもねった。小室さんこのままでは皇室と国民の感覚のかい離はますますひどくなるばかりではないだろうか。

(AERAdot.編集部/永井貴子)

永井貴子

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