スーパーハッカー御用達(?)エナドリ「ZONe mad_hacker」 どんな味なのか

スーパーハッカー御用達(?)エナドリ「ZONe mad_hacker」 どんな味なのか

  • ASCII.jp
  • 更新日:2021/05/01
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「ZONe mad_hacker Ver.1.0.0」 サントリーフーズ 4月27日発売 190円(税抜)https://zone-energy.jp

「ハッカー」への偏ったイメージ

一昔前の映画やドラマにおける「ハッカー」の描写は適当なことも多く、PCのディスプレーに妙に大きいアルファベットの文字列がバーッと出てくるとか、画面上にやたらゲージが表示されるとか(バーが満タンになって「ハッキング完了」みたいなやつまで出る)、リアルタイムで打ち込みながらハッカー同士が戦うとか、そもそもなんで画面が黒字に緑文字なんだろうとか、気になる“あるある”がたくさんあります。

まあ、それを言ったら、そんなカーアクションをしたら危ないだろうとか、さすがにそこまで銃で撃たれたらどれか当たるだろうとか、フィクションの世界にやたらつっこむ無粋な人になってしまうので、言っても仕方ない範疇なのでしょう。「ハッカー」をよく知らない人にも、わかりやすく伝えることが大事なのですから。

そういえば、「ガリレオ」というドラマで、福山雅治が演じる物理学科の准教授が、謎を解くたびにその事件に関連する(という設定の)方程式を書きまくるという描写がありました。それを見た筆者の知人(理系の大学院卒)が、「准教授がただ公式そのものを書いていくというシーンが意味がわからなくて笑ってしまった、日本史学科の准教授が足利氏の家系図を突然書き出すようなもの」と言っていたそうで、さもありなん、と言ったところでしょうか。

前置きが長くなりましたが、エナジードリンクのお話です。サントリーフーズは「ZONe mad_hacker Ver.1.0.0」(以下、mad_hacker)を4月27日から発売しています。価格は190円(税抜)。

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ZONeのロゴがブレたように表現されているのはハッキングを受けているみたいなことなんでしょうか?

ZONeシリーズは、「ゾーンとよばれる超没入状態に入るためのデジタルパフォーマンスエナジー。モニターと向き合うすべての人に、最高の没入とパフォーマンスを」とうたう国産のエナジードリンクです。あらためて読むと、なかなか奇想天外な説明だと思います。

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プログラミングっぽい感じです

そのZONeから発売された新製品がmad_hackerなのですが、「mad_hacker」というのが何味を表現しているのか、どういう用途を想定しているのか、いまいちよくわかりません。まあ、とりあえずハッカーっぽいデザインにしたいのだろうな、ということは伝わります。

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プログラム言語っぽいデザイン……かな

ちなみに、よく言われることですが、「ハッカー」はコンピューターに深い知識を持っていて、それを利用することで何かを創作したり課題を解決したりする人のこと。この言葉自体に、なにか悪い意味があるわけではないのです。でも、このドリンクの場合“mad”だしなあ。

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ZONeシリーズ特有の、謎の説明図も健在

ちなみに、「究極の没入マッドネスを体験せよ」とのキャッチコピーが付けられているそうです。“没入マッドネス”という単語もなかなかのクレイジー感がありますが、飲んで大丈夫なのかしら。

「薄いけどしっかり甘い」という不思議なぶどう味

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液色は濃い紫ですね

気になるのは、やはり、味です。「ハッカー味」などというのはないわけで、いったい何味なんだと好奇心をそそられるのですが……飲んでみると、なんというか、ぶどう味の炭酸飲料ではあります。ちなみに液色も紫です。

とはいうものの、「ファンタグレープ」みたいな感じではなくて、もうすこし駄菓子的というか。いまの若い人には通じない、粉ジュースみたいな味わい。ちょっと風味が薄いんです。

ところが、後述しますが、糖類はしっかり入っているので、味は薄めなのにしっかり甘いという、なんだかありそうでないぶどう風味になっています。ハッカーは頭を使うから糖分も多いほうがいいだろう、ということなのかな。スーパーハッカー御用達、的な。

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ぶどう味のつもりなんだと思う

エナドリが苦手な人でも飲めるような仕上がりにはなっている。ただ、チープというか、絶妙にありそうでないぶどう味なので、そのあたりで好き好きはあるかなと。作り物っぽいというか、ちょっと不自然さはある。

なお、サントリーのエナジードリンクは、炭水化物、糖類が多い傾向があります。ZONeシリーズでは、2021年2月に発売された「ZONe Utopia Ver.1.0.0」が、炭水化物78.0g(糖類74.0g)という尋常ではない数字で好事家をうならせました。

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原材料と栄養成分はこんな感じ。相変わらず糖類が多い

mad_hackerはさすがにそこまでではありませんが、炭水化物68.0g(糖類66.5g)はなかなかの数字です。一方、アルギニン500mg、カフェイン75mgなどは、エナドリ全体から見ると一般的といえる範疇でしょう(たとえば、レッドブルは250mlあたりアルギニン300mg、カフェイン80mg)。

また、糖類として、すばやく吸収される性質を持つブドウ糖が入っているほか、パラチノースも配合されています。ゆっくりと分解される性質を持ち、血糖値が急激に上がらないため、インスリンの急な放出や、血糖値の急落を抑えられ、持続性のあるエネルギー供給ができるとされています。

ポジティブに解釈すれば、mad_hackerは速効性と持続性の両方を併せ持っている、といえるかな。これを飲んでプログラミングに励んだり、ゲームの長時間プレイに勤しんだりするのもいいかもしれません。ハッカソン(「ハック(hack)」と「マラソン」を組み合わせた、集中的に作業をするソフトウェア関連プロジェクトのイベント)にも向いているかも。

それにしても、「mad_hacker」という名前が企画会議で出たときにどんな空気になったのか、ちょっと気になるところではあります。

モーダル小嶋 編集●ASCII

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