
坂元裕二が紡いだセリフを完全収録。映画『怪物』の“決定稿”を掲載したシナリオブックが公開日より発売。一部上映劇場でも購入できる! (1)
株式会社ムービーウォーカー(代表取締役社長 : 五十嵐淳之)は、映画『怪物』のシナリオブックを2023年6月2日(金)に発売いたします。
第76回カンヌ国際映画祭コンペティション部門に正式出品されたことでも話題の本作。『万引き家族』などの是枝裕和が監督を、『花束みたいな恋をした』などの坂元裕二がオリジナル脚本を、『ラストエンペラー』などの坂本龍一が音楽を務めており、日本映画史に残るコラボレーションに注目が集まっています。
稀代のストーリーテラー・坂元裕二が紡いだ『怪物』の “決定稿”を完全収録
安藤サクラ、永山瑛太、田中裕子ら実力派キャストが勢揃いし、映画初出演となった黒川想矢と柊木陽太が2人の少年をみずみずしくかつ情感豊かに演じる『怪物』。その魅力の核心には、家族のあり方や子ども時代ならではの心の揺らぎなど、是枝裕和監督と共通するモチーフに取り組んできた坂元裕二が紡ぐ物語にあります。このシナリオブックでは、本作の“決定稿”を完全収録。
決定稿とは脚本家が最終的にまとめた脚本のこと。台本は撮影現場での演出や編集により一部変更となるが、完成した映画からはこぼれ落ちた会話も盛り込まれている「決定稿」は、いわば『怪物』のルーツと言えるもの。
映画公開日から、全国の書店や一部の上映劇場でも購入できる!
映画の公開日の6月2日(金)より、全国の書店やAmazonなどのほか、TOHOシネマズ全上映劇場を含む82館の映画館(※5月24日現在)にて、購入可能。映画を観た興奮と共に持ち帰り、坂元裕二脚本の妙とも言えるセリフまわし、心を掴まれる登場人物の描写などを映画鑑賞後に振り返ってほしい。カドカワストア、MOVIE WALKER STOREでも発売されるので、お近くの書店や劇場で取り扱いのない方は合わせてチェックしてください。
すれ違いながらもつながろうとする人間の業と美しさを描いた、映画ファン必携アイテム
映画『怪物』の舞台となるのは、大きな湖のある郊外の町。ある日学校で起きたケンカをきっかけに、息子を愛するシングルマザー、生徒思いの学校教師、そして無邪気な子供たちの主張が食い違い、メディアを巻き込む大事になっていく。複数の視点で描かれた物語だからこそ、鑑賞するたび、読み返すたび発見のある『怪物』オリジナルシナリオブックは映画ファン必携アイテムです。
■著者プロフィール
坂元裕二(さかもと ゆうじ)
1967年生まれ、大阪府出身。19歳で第1回フジテレビヤングシナリオ大賞を受賞しデビュー。「わたしたちの教科書」(CX)で第26回向田邦子賞、「それでも、生きてゆく」(CX)で芸術選奨新人賞、「最高の離婚」(CX)で日本民間放送連盟賞最優秀賞、「Mother」(NTV)で第19回橋田賞、「Woman」(NTV)で日本民間放送連盟賞最優秀賞、「カルテット」(TBS)で芸術選奨文部科学大臣賞を受賞。近年の作品には「anone」(NTV)、「大豆田とわ子と三人の元夫」(KTV)、「初恋の悪魔」(NTV)などがある。映画では、菅田将暉、有村架純主演の『花束みたいな恋をした』がある。
■商品情報
書籍名:怪物
著者:坂元裕二
発売日:2023年6月2日(金)
定価:¥1,600(税込¥1,760)
仕様:B6(128×182mm)/176P
発行:株式会社ムービーウォーカー
発売:株式会社KADOKAWA
■映画情報
タイトル:『怪物』
公開:2023年6月2日(金)
監督・編集:是枝裕和
脚本:坂元裕二
音楽:坂本龍一
キャスト:安藤サクラ 永山瑛太 黒川想矢 柊木陽太 / 高畑充希 角田晃広 中村獅童 / 田中裕子
企画・プロデュース:川村元気 山田兼司
配給:東宝 ギャガ
公式サイト:
情報提供:株式会社KADOKAWA