「100万回言えばよかった」最終回ラストシーンの〝口笛〟&タイトルの伏線回収に視聴者感涙「幸せが詰まってた」

「100万回言えばよかった」最終回ラストシーンの〝口笛〟&タイトルの伏線回収に視聴者感涙「幸せが詰まってた」

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  • 更新日:2023/03/19
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「100万回言えばよかった」第10話より(C)TBS

井上真央、佐藤健、松山ケンイチが連ドラ初共演するTBS系「100万回言えばよかった」(金曜後10・0)。最終回となる第10話が17日に放送され、そのラストシーンが視聴者の感動を集めた。

※以下、ネタバレあり。

★「100万回言えばよかった」第10話あらすじ

直木(佐藤健)が巻き込まれた一連の事件の全貌が明らかとなり、直木を殺害した英介(荒川良々)と多くの犯罪に関与した武藤千代(神野三鈴)が逮捕された。

譲(松山ケンイチ)の計らいもあり、悠依(井上真央)と直木は最後の時間を過ごすことができた。だが本当に伝えたいことは伝えられず、別れの時間がきてしまう…。そしてついに直木は悠依と譲の前から姿を消してしまったのだった。

直木のいない世界を生きる覚悟を決めた悠依の元に、夢か幻か…姿を消した直木が現れる。一体どういうことかと混乱する悠依に、直木が告げたのは…という展開だった。

1日だけ生き返ることが許された直木は、悠依とともに〝思い残し〟をすべて消化させることに。仲良くショッピングを楽しむなど2人きりの時間だけでなく、お世話になった譲やずっと会えていなかった弟・拓海(青木柚)らに直接会って自身の思いを告げることができた。

こうして貴重な1日は夜を迎え、最後は悠依が「行きたい」という2人が中学時代にたびたび訪れた思い出の海辺に行くことに。到着した頃にはすでに海岸線から朝日が昇ってきており、砂浜の流木に座った2人は海を眺めながら言葉を交わした。

思いを直接言葉にすることが苦手で、悠依に何も伝えられずに死んだことを後悔していた直木。照れながらも「悠依。ありがとう、さよなら、愛してる」と最後に思いの丈を伝え、「愛してる」と何度も繰り返して、そのまま姿を消してしまうのだった。

直木が成仏したことを悟った悠依が目に涙をためてうつむいていると、空から響いてきたのは作中で何度も登場した直木の口笛。悠依は笑いながら「空から見てるとか嫌だって言ったのに」と言って、立ち上がり、前を向いて歩き出すのだった。

ドラマのタイトルに込められた伏線を回収するラストシーンに、ツイッター上の視聴者からは「愛してる 言えたね」「こんなにも涙が出る愛してるなんて、聞いたことないよ」「波の音に消えた直木の姿と下手くそな口笛の音 想像以上に号泣でした」「最後の召された時の優しい口笛が『ゆい~』に聞こえるんだ。 想いを伝えるって大事」「直木の死はやっぱり悲しいけど最後の時間に幸せが詰まっていてよかった」「ラストの優しい愛してると口笛がずっと心に残りそう」などの反応が上がっていた。

「100万回言えばよかった」は、NHK連続テレビ小説「おかえりモネ」などで知られる人気脚本家、安達奈緒子氏が手掛ける完全オリジナル作品。運命の相手を突然失った悠依(井上真央)と、彼女へ思いを伝えられず幽霊となった恋人の直木(佐藤健)、そしてなぜか直木が見えてしまう刑事の魚住(松山ケンイチ)が運命にあらがい、奇跡を起こそうとする切なくも温かいファンタジーラブストーリーだ。ほかにシム・ウンギョン、板倉俊之(インパルス)、少路勇介、穂志もえか、近藤千尋、桜一花、平岩紙、春風亭昇太、荒川良々らが出演。主題歌はマカロニえんぴつ「リンジュー・ラヴ」。

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