東京都足立区、返済不要の給付型奨学金を新設...上限826万円

東京都足立区、返済不要の給付型奨学金を新設...上限826万円

  • リセマム
  • 更新日:2022/11/28
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貸付型を撤廃し、給付型奨学金を新設

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東京都足立区は2022年11月22日、返済不要の給付型奨学金を新設すると発表した。約826万円を上限に入学金・授業料・施設整備費の全額を年間40人に給付する。現行の貸付型は撤廃し、今後はすべて給付型にするという足立区育英資金条例の改正案を12月の区議会定例会へ提出する。

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足立区の現行の貸付型奨学金制度では、「卒業後15年間で返済」「連帯保証人2名必要」等の条件があり、利用者から「返済が不安・大変」「国の奨学金のほうが使いやすい」という声があったという。

新設する給付型奨学金では、入学金・授業料・施設整備費を全額給付する。上限額は、国が公表している私立大学等の平均額の1.5倍にあたる約826万円。私立理系へ進学した場合にかかる4年間の費用をシミュレーションした入学金(25万1,029円)、授業料(454万4,296円)、施設整備費(71万6,636円)の合計額(551万1,961円)の1.5倍を上限額に設定している。

2023年度予算では、給付対象者として40人程度を計上予定。足立区によると、入学金・授業料・施設整備費を年間40人規模で全額給付するのは、全国の自治体で初めてだという。

応募資格は「大学等に在学または入学予定」「成績4.0以上(5段階評価)」「年収800万円以下(4人世帯の目安)」「生計維持者が直近3年以上区内在住」等。2023年1月4日から2月28日に第1期、3月1日から4月14日に第2期の募集を行い、各期20人に給付予定としている。

財源については、特別区競馬組合からの分配金等をあてる想定。足立区では、現行の育英資金制度でも分配金を投入している。

給付型奨学金の新設にともない、貸付型奨学金は現在の利用者で終了。足立区育英資金条例の改正案を12月の第4回区議会定例会へ提出する。

この他、対象となる奨学金の借入総額の半額(上限100万円)を助成する足立区奨学金返済支援助成制度を拡充。国の給付型奨学金利用者についても、返済支援助成の対象に追加する。奨学金制度に特化したWebサイトを開設する等、教育資金相談体制も強化していく。

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奥山直美

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