【WSD編集長のCL展望】パリSGが“復讐劇”を完遂するのか。王者バイエルンは最大のピンチを迎え...

【WSD編集長のCL展望】パリSGが“復讐劇”を完遂するのか。王者バイエルンは最大のピンチを迎え...

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  • 更新日:2021/04/07
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CL直近3試合で6ゴールと絶好調のエムバペ(右)を、ノイアー(左)を中心としたバイエルン守備陣は抑えられるか。 (C)Getty Images

現地時間4月7日(水)にキックオフを迎えるチャンピオンズ・リーグ(CL)の準々決勝第1レグは、バイエルン対パリ・サンジェルマン戦とポルト対チェルシー戦の2試合。とくに見逃せないのが、前回大会のファイナルで激突しているバイエルンとパリSGの「再戦」だ。

リスボンの地でCL初優勝の夢を砕いた憎き相手へのリベンジに燃えるパリSGは、17年2月に歴史的な大逆転負けを食らったバルセロナをラウンド・オブ16で一蹴(2試合トータル5-2)。大きな借りをひとつ返し、自信をさらに深めている。1月にマウリシオ・ポチェティーノを新監督に迎えて以降もリーグ・アンではややもたついているとはいえ、23クラブ目の新チャンピオンを目指すCLで示してきた集中力とモチベーションは別物だ。

なにより心強いのが、バルサとの第1レグで果たしたハットトリックを含め、CLでは直近3試合で6ゴールを挙げているキリアン・エムバペの絶好調だ。GKマヌエル・ノイアーを中心に鉄壁を誇るバイエルン守備陣も、苦戦は免れないだろう。
そのバイエルンは、最大のピンチに見舞われている。絶対エースのロベルト・レバンドフスキが3月の代表戦で右膝を負傷し、この第1レグは欠場が確定。第2レグの出場もほぼ不可能な情勢だ。今シーズンの全公式戦36試合で42ゴールを叩き出していたワールドクラスの離脱により、今大会ナンバー1を誇る得点力(24)の大幅ダウンは避け難い。

有名ブックメーカー『ウィリアム・ヒル』の勝ち抜けオッズも、エースが負傷離脱する前の1.53倍から1.67倍へと変動している(パリSGは2.37倍から2.10倍へ)。

経験豊富な前回王者が崖っぷちの状況でも意地を見せるのか。それともパリSGが復讐劇を完遂するのか。激戦必至だ。

文●加藤紀幸(ワールドサッカーダイジェスト編集長)

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