西武の育成ドラフト1位・赤上優人投手(21)=東北公益文科大=が14日、所沢市のカーミニークフィールドで行われた新人合同自主トレの第2クール初日で、チームの新人ではブルペン一番乗りを果たした。
「球的には全然まだまだでしたが、まだマウンドに慣れていないというか、硬いマウンドで投げる機会があまりなかったので、これから多めに入って早く慣れたいと思います」
捕手を立たせたまま、直球のみ約20球を投げ込んだ。「(力の入れ具合は)5、6割あたり。まだ足の着き方というか、(土が)硬くてあまり足が入らなかったので、フォームを崩さないように意識して投げました」。最速153キロ右腕は2月1日のキャンプ初日に向け、徐々にペースを上げていく。
この日の球場周辺は最低気温はマイナス1度と低いが、秋田出身で山形にある大学を出ている右腕にとっては「少し暑いくらい。少し動くと汗が出てくるのでそこ(寒さ)は全然大丈夫です」と頼もしかった。

ウオーミングアップする西武・赤上(代表撮影)=14日、所沢市の球団施設