
菅総理が一転、長男の“接待問題”を謝罪。会食は39回だったことが分かりました。
“接待”の実態が徐々に明るみに出てきました。放送関連会社に勤める菅総理大臣の長男らと総務省の“接待問題”です。
22日、総務省の調査結果が発表されました。
これまで国会に報告されていた疑いのある会食は13件、4人でしたが、新たに報告された資料では延べ38件、12人に及び、いずれも東北新社側が費用を負担していました。
次々と新たな名前も挙がっています。
内閣広報官で総理の会見も取り仕切る山田真貴子氏です。おととし11月、総務審議官当時、総理の長男らと会食をしていたことが明らかになりました。
その金額に野党も驚きました。
立憲民主党・辻元副代表:「一番単価が高かったのが山田さんでした。7万4203円の会食をしていたと。これ全員ではないですよ。1人の単価(7万4203円)ですから。どんなとこ行ってんねんやろうね。びっくりしたわ。これも」
当初、秋本前局長は接待の場で放送に関わる話はなかったと否定していましたが、それを一転させる音声データが公開されました。
そのデータが公開されると答弁は一変、業務にまつわる話は「あったのだろう」と認めました。
当初、“別人格”としていた菅総理。長男が関係したことについて一転、謝罪をしました。
総務省は幹部らが利害関係者から接待を受けていたと結論付け、今月24日にも懲戒処分にする方針です。