若隆景、コロナ回復合同稽古参加も「息苦しさある」

若隆景、コロナ回復合同稽古参加も「息苦しさある」

  • 日刊スポーツ
  • 更新日:2021/02/23
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合同稽古で関取衆との申し合いに参加する若隆景(代表撮影)

20日から東京・両国国技館内の相撲教習所で始まった、大相撲の関取衆による合同稽古は23日、4日目を迎え、平幕の若隆景(26=荒汐)が初参加した。関取衆の申し合い稽古では阿武咲、霧馬山、東龍と11番取って5勝6敗だった。申し合いの後は横綱鶴竜に、押しの稽古で7回、胸を出してもらった。

部屋の11人が陽性と診断された新型コロナウイルスに若隆景も感染。本人いわく「2、3日の入院」で1月上旬に退院したが、初場所は休場した。「体力的にスタミナが回復しているか。体力的に、そんなに戻っていなかったので」と合同稽古後半からの参加意図を説明。現状では「息切れというか息苦しさというのは若干、やっぱりあるかなと思います」と話した。

感染当時の状況も振り返った。昨年末の12月30日夜に倦怠(けんたい)感があり、翌日31日に発熱。PCR検査で陽性となった。37度8分の発熱が、部屋に戻ると40度ぐらいまで上がり全身の痛み、悪寒に襲われたという。年明け早々に入院。元日から味覚障がい、嗅覚障がいにも見舞われた。発熱も上がったり下がったりの繰り返しで、発熱は3~4日ほど、味覚や嗅覚障がいは2週間以上も続いたという。

「やっぱり怖い病気だと思いました」と振り返る。初場所は「不思議だった」という感覚でテレビ観戦。「しっかり治して(次の)場所で頑張ろうという気持ちが強かった」と、なえる心を何とか奮い立たせた。2月1日の稽古再開時は、激しい運動は控え徐々に上げてきたが、それでも相撲を取る稽古を始めてからは「やっぱり、ちょっとおかしいなと。息切れというのを少し感じた」という。不安はよぎるが「後遺症がありそうという感じはない」と努めて前向きに話した。

この日は、他の部屋の力士と顔を合わせるのも昨年11月場所以来という。「思い切って当たっていただけ」と横綱の胸も借りられた。3月の春場所(14日初日、両国国技館)は、三段目最下位格付け出しで初土俵を踏んで5年目の春となる。昨年7月の再入幕から10勝、11勝と勝ち越して、自己最高位の西前頭筆頭で迎えた11月場所も、負け越しはしたが7勝8敗と、それなりの手応えはつかんだ。西前頭2枚目から、若干の番付降下の可能性はあるが、懸命に仕上げて復帰の土俵に上がる。

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