Rマドリード、公式サイト通じたウニオン・ベルリンサポのチケット購入阻止 バルサの二の舞回避

  • 日刊スポーツ(サッカー)
  • 更新日:2023/09/19

レアル・マドリードが欧州チャンピオンズリーグ(CL)の試合に向け、クラブの公式サイトを通じたウニオン・ベルリンサポーターのチケット購入を阻止しているとスペイン紙アスが19日に報じた。

Rマドリードは20日、ホームにウニオン・ベルリンを迎え、今季の欧州CLをスタートする。この一戦に向け、アウェーチケットとして3840枚をウニオン・ベルリン側に渡したものの、同大会の初参加を心待ちにしているサポーターによって、瞬く間に完売したという。

その結果、多くのウニオン・ベルリンサポーターがRマドリードの公式サイトでの購入を試みたものの、RマドリードはドイツからのIPアドレスでのアスセスをブロックしたとのことだ。これはドイツ国内からの購入が不可能であることを意味している。

同紙によるとその理由として、22年4月にカンプ・ノウで行われた21-22年シーズンの欧州リーグ準々決勝第2戦で、バルセロナはアウェーチケットとして鎌田大地を擁するフランクフルト側にわずか5000枚しか渡していなかったにもかかわらず、最終的に何らかの形でチケットを手に入れたフランクフルトサポーターが4万人以上も大挙して押し寄せたことがあるという。バルセロナはこの結果、この試合に2-3の敗北を喫し、2試合合計3-4で敗退の憂き目に遭っていた。

Rマドリードはバルセロナの二の舞を避けるため、公式サイトを通じたウニオン・ベルリンサポーターのチケット購入を極力阻止しようと努めているのである。(高橋智行通信員)

この記事をお届けした
グノシーの最新ニュース情報を、

でも最新ニュース情報をお届けしています。

外部リンク

  • このエントリーをはてなブックマークに追加