
"大垣日大―沖縄尚学 三回裏、沖縄尚学の仲田(左奥)に満塁本塁打を打たれた大垣日大先発の山田=上山淳一撮影"
(18日、第95回記念選抜高校野球大会1回戦 沖縄尚学4-3岐阜・大垣日大)
大垣日大のエース山田渓太は三回に満塁本塁打を浴びたが、粘った。直球と落ちる変化球を低めに制球し、三回以外は無失点。チーム打率4割超の沖縄尚学打線から9三振を奪った。昨春も甲子園を経験した右腕は「今年は余裕を持ってのびのび投げられた」。ただ本塁打を打たれた直球は甘く入った。「一球の重さを感じた。ブルペンからコースを投げきる練習をしていきたい」と前を向いた。
●阪口慶三監督(大) 自身の甲子園通算40勝はお預け。「悔しいが、うちとしてはよくやった。パンチ力をつけて、もう一つ強いチームにしたい」