こわいをしって、へいわがわかった 慰霊の日・平和の詩(全文)

こわいをしって、へいわがわかった 慰霊の日・平和の詩(全文)

  • 毎日新聞
  • 更新日:2022/06/23
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沖縄全戦没者追悼式で「平和の詩」を朗読する沖縄市立山内小2年の徳元穂菜さん=沖縄県糸満市の平和祈念公園で2022年6月23日午後0時33分、喜屋武真之介撮影

沖縄は23日、「慰霊の日」を迎えた。「沖縄全戦没者追悼式」が糸満市の平和祈念公園で営まれ、沖縄市立山内小2年の徳元穂菜さん(7)が「平和の詩」を朗読した。「平和の詩」の全文はこちら。

なぜ6月23日が「慰霊の日」になったのか

平和の詩「こわいをしって、へいわがわかった」

沖縄市立山内小学校2年

徳元 穂菜(ほのな)

びじゅつかんへお出かけ

おじいちゃんや

おばあちゃんも

いっしょに

みんなでお出かけ

うれしいな

こわくてかなしい絵だった

たくさんの人がしんでいた

小さな赤ちゃんや、おかあさん

風ぐるまや

チョウチョの絵もあったけど

とてもかなしい絵だった

おかあさんが、

七十七年前のおきなわの絵だと言った

ほんとうにあったことなのだ

たくさんの人たちがしんでいて

ガイコツもあった

わたしとおなじ年の子どもが

かなしそうに見ている

こわいよ

かなしいよ

かわいそうだよ

せんそうのはんたいはなに?

へいわ?

へいわってなに?

きゅうにこわくなって

おかあさんにくっついた

あたたかくてほっとした

これがへいわなのかな

おねえちゃんとけんかした

おかあさんは、二人の話を聞いてくれた

そして仲なおり

せんそうがこわいから

へいわをつかみたい

ずっとポケットにいれてもっておく

ぜったいおとさないように

なくさないように

わすれないように

こわいをしって、へいわがわかった

毎日新聞

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