夜行バスでモラハラ夫から逃げ出した妻に届いた、恐ろしすぎる「メール」の中身

夜行バスでモラハラ夫から逃げ出した妻に届いた、恐ろしすぎる「メール」の中身

  • 現代ビジネス
  • 更新日:2021/05/04
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言葉の暴力や態度による嫌がらせなど、精神的な暴力のことを「モラル・ハラスメント」という。なかでも家庭内モラハラは顕在化が難しく、看過できない問題となっている。漫画家の榎本まみさんは、そうしたモラハラ夫から逃げ出すことに成功した妻たちと専門家に徹底取材を行い、漫画『モラニゲ モラハラ夫から逃げた妻たち』にてモラハラ被害者の悲痛の声を取り上げている。

記事前編では、6年ものあいだ、モラハラ夫に「人として価値がない」と言われ続けたモエさんのケースを紹介した。彼女は、自分が受けているのが「モラル・ハラスメント」だと自覚してから、実際に夫から逃れるまでに2年の月日を要している。いったい何があったのだろうか――。

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最後まで迷っていた

モエさんの夫は会社員で日中は家にいない。ライターを生業とするモエさんは、その間は一人で過ごせるので我慢し続けていた。けれども死にたいという気持ちはどんどん強くなる。次第に身体も動かなくなって、自分でお金も稼げなくなってしまった。

そんなとき、夫が出会い系サイトで女性と連絡を取っている記録を発見。この人とやっていくのは無理だ逃げようと決意する。

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『モラニゲ』より

それからは逃げる日を決めて少しずつ荷物を実家に送ることに。前に耐え切れず家出したときに、夫に荷物は全て捨てると言われていたのだ。最後のほうはほとんど荷物がなくなり、夫に「なんか部屋すっきりしてない?」と聞かれても、最近片づけにハマってると言ってごまかした。

決行の日、でも…

いよいよ逃げ出す日が迫っていた。しかしモエさんは、直前まで逃げようかやめようか決められなかったと言う。貯金も尽きかけていた。けれどそのとき友人が仕事を依頼してくれて突発的にまとまったお金が手元に入ったのだ。

「これがあれば逃げられる」

それから夜行バスのチケットを予約して夫には黙って家を出た。しかしいざバスのロータリーまで行ったところで、夫からメールが届いた――。

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『モラニゲ』より

「今どこですか?」
「実はカギをなくして家に入れなくなってしまっている」

そのメールを見てモエさんは「早く帰らなきゃ」とパニックを起こしてしまった。でもそこで一応近隣に住む友人に電話をした。夫が家に入れないみたいだから今日は逃げるのをやめようか、と。すると友人は「落ち着いて あなたのマンションの部屋 電気がついているわよ」と教えてくれたのだ。

鍵をなくしたというのは嘘だった。それを聞いたとき、モエさんは心底ゾッとしたという。

それからモエさんは夫とは一切会わず、離婚調停を始めた。35歳で結婚、41歳のときに逃げ出し、結局6年を費やすこととなったのだった――。

いかがだろうか。自覚しにくいモラハラは、思った以上に身の回りにあふれている。あなた自身のSOSや、周囲の発するSOSにぜひ耳を傾けてほしい。

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