
北陸信越運輸局は、石川県内のタクシーの運賃について15%程度の値上げを決めました。
タクシーの運賃を巡っては、新型コロナによる利用者減少や燃料費の高騰などを理由に、タクシー会社から値上げの申請が相次ぎ、北陸信越運輸局が審査を行っていました。
その結果、経営収支が赤字となる会社が多かったことから、運賃の値上げが必要と判断しました。
今回の改定では中型車と小型車を「普通車」に統合した上で、初乗り価格は100円程度引き下げました。一方、加算価格は20円値上げして100円としています。
運賃の値上げ率は金沢市や野々市市などの金沢地区で15.45%、それ以外の石川地区で14.15%となっていて6月26日から実施されます。