初めて見る千歯扱きや足踏み式脱穀機の使い勝手は?小学生が昔ながらの器具を使って脱穀に挑戦

初めて見る千歯扱きや足踏み式脱穀機の使い勝手は?小学生が昔ながらの器具を使って脱穀に挑戦

  • SBC NEWS
  • 更新日:2023/09/19

コメ作りの苦労と楽しさを体験します。
松本市の小学生が、昔ながらの方法で稲の脱穀に挑戦しました。

【写真を見る】初めて見る千歯扱きや足踏み式脱穀機の使い勝手は?小学生が昔ながらの器具を使って脱穀に挑戦

くし状の歯に稲を差し込み引き抜くと、黄金色のもみがきれいに外れます。

大正時代まで使われていた「千歯扱き(せんばこき)」です。

昔ながらの方法で稲の脱穀を体験したのは松本市の山辺(やまべ)小学校の5年生。

昭和の時代にも使われていた「足踏み式脱穀機」は、ペダルを踏んで機械を回し、稲を押し付けてもみを外します。

こうした作業は、米作りの歴史や収穫の喜びを知ってもらおうと、地区の住民の協力で毎年行っていて、19日は現在の機械式の脱穀機と作業の速さの違いも体感しました。

小学生:
「みんなでやると結構速いけど、これを数人でやるとなると時間がかかるから大変そう」
「(稲を引くのは)重い感じもしたけど、どんどん(もみが)入っていって楽しかったです。米粉パンとか作って食べたい」

およそ10アールの田んぼから600キロほどのもち米が収穫できたということで食べ方はこれから、子どもたちが相談して決めることにしています。

この記事をお届けした
グノシーの最新ニュース情報を、

でも最新ニュース情報をお届けしています。

外部リンク

  • このエントリーをはてなブックマークに追加