洗濯のプロ直伝! キレイが続く洗濯の基本&白いものと色柄ものの洗い方

洗濯のプロ直伝! キレイが続く洗濯の基本&白いものと色柄ものの洗い方

  • リンネル
  • 更新日:2022/05/14
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大切な服は長く愛用したいもの。そこで、ベルリン発のランドリー「フレディ レック・ウォッシュサロン トーキョー」のプロデューサーで洗濯ソムリエの松延友記さんに、洋服を長持ちさせる洗濯の基本、白いものと色柄ものの正しい洗い方を教えていただきました。入梅前に、基本をマスターすれば、梅雨時期の洗濯も快適になります。

まずは洗濯の基本からチェック!

洗う前、必ず見てほしいのが洗濯ラベル。
「いわば、その服の取扱説明書。素材、デザインによってもお手入れは異なるので必ず見るようにしましょう」と松延さん。

これから梅雨を迎える時期は干し方にも注意が必要です。室内では菌が繁殖しやすいので、風通しのいい部屋で、陰干しすることが大切に。
「室内干しは、黄砂や外気の菌も付着しないですし、日光による色あせもない。方法さえ間違わなければ、実はいいことずくめなんです」
肌の一番近くにふれるものだから、常に清潔でありたい。お手入れを見直していきましょう。

【洗濯表示】

横棒や点の数で強弱を表し、記号で扱えないものは文章で書かれています。
※2016年から国際基準に合わせて、マークが改正されました

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【ネット】

洗濯機の中で衣類を守るネット。洋服に応じて選ぶようにしましょう。

□ぴったりサイズのものを選ぶ

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型くずれを防ぐためにサイズ選びは重要です。大きすぎると中で型くずれしやすく、小さすぎると洗いにくくなります。ジャストサイズのものにたたんで入れます。

□目の細かさは素材ごとに使い分ける

素材の強度や求める洗浄力に応じて、目の粗さを変えていきます。Tシャツなど、繊維も強く汚れをしっかり落としたいものは目の粗いほうを。レースなど繊細なものは目の細かいほうを選びましょう。

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繊維が強い生地には

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デリケートな生地には

【洗剤】

衣類の汚れを取るのは主にこの4種類。

□弱アルカリ性 液体/粉末

□中性洗剤

□酸素系漂白剤

□洗濯石鹸

下着やタオルは弱アルカリ性洗剤、おしゃれ着洗いには中性洗剤を。ガンコな汚れには部分用に固形石鹸があると便利です。それでも落ちないときは漂白剤を。

白いものを白く保つ! 黄ばみのケア方法

白い洋服は気をつけていても使用感がわかりやすいため、定期的なケアが必要。衿や袖の黒ずみは主に皮脂が原因で、洋服全体が黄ばんできたときは、前回のすすぎが不十分だった可能性があります。
※洗濯ラベルで蛍光増白剤入り洗剤の使用可/不可を事前にチェックしましょう

【首元、手元の皮脂汚れ】

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❶ 毛のやわらかいブラシと、皮脂汚れに効く固形石鹸を使用。今回は蛍光増白剤が入っていないものを用意。

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❷ ぬるま湯で濡らした衿と袖に、石鹸をこすりつけたあと、ブラシでかきだすように同方向にブラッシング。ネットに入れて、普通コースで洗濯。

【全体に黄ばんでいるときは】

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❶ 60℃くらいのお湯に酸素系漂白剤(過炭酸ナトリウム)を溶かす。水2Lに対して10g(大さじ1杯)が目安に。酸素系漂白剤は、色柄ものにも使えます。

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❷ 30分ほど漬け込んだあと、ヌメりがなくなるまでぬるま湯でしっかりすすぎます。そのあと、洗濯機の普通コースで洗い、直射日光は避けて室内干しをするか、乾燥機で乾かします。

色柄ものの洗濯。色落ちしないためのコツ

白いものと色柄ものは分けて洗うのが鉄則。温水洗濯が多い海外ほどではないものの、色移りの危険があります。洗濯機洗いは、弱アルカリ性よりもやさしく洗い上げてくれる、中性洗剤(おしゃれ着洗い用)で洗うのがおすすめ。衿や袖などの皮脂汚れが気になる部分だけ、弱アルカリ性の液体洗剤をつけてから洗って。

【色柄ものの基本の洗い方】

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❶ 表側の色落ちを防ぐために、必ず洋服を裏返してから洗濯ネットに入れること。このひと手間で、よりきれいな発色が続きます。使用する洗剤はおしゃれ着洗い用の中性洗剤。繊細な衣類であれば、脱水時間を短めにすることで、しわやのびも防ぎます。

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❷ 干すとときも裏返しのままで。直射日光は色落ちの原因になるので、日陰干しにしましょう。

【色柄ものの部分汚れには】

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皮脂汚れには……

衿や袖など、皮脂汚れが気になる場合は、部分的に弱アルカリ性の液体洗剤を少量つけてから、そのまま洗濯機へ。普通コースを選択して洗います。

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油汚れには……

こちらは食べ物の油汚れがついてしまった場合。できるだけ時間を空けずに食器洗い用の洗剤を1〜2滴たらしてから、軽くこすります。繊細な生地の場合は、やわらかい毛のブラシで汚れをかきだして。

教えてくれたのは……松延友記さん

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PROFILE

ベルリン発のランドリー「フレディ レック・ウォッシュサロン トーキョー」をプロデュース。洗濯ソムリエの資格を持ち、その知識を活かして、洗濯のアドバイザーとしても活躍。

photograph:Yumi Furuya,Mari Yoshioka,Asako Hoshi text:Ema Tanaka illustration:Shinko Uematsu web edit:Mina Ota
リンネル2019年7月号より
※画像・イラスト・文章の無断転載はご遠慮ください

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