
アレクサンダー・セルロート(ロイター)
日本代表MF久保建英が所属するスペイン1部レアル・ソシエダードの来季の欧州チャンピオンズリーグ(CL)出場権獲得が、ノルウェー代表FWアレクサンダー・セルロートの完全移籍を後押ししそうだ。
セルロートは、ドイツ1部ライプチヒからのレンタル移籍2シーズン目を終えようとしている。Rソシエダードは、得点力を高く評価し、完全移籍での獲得を目指しているが、ライプチヒとは2025年夏まで契約を残しているため、移籍金が発生する。スペインメディア「エスタディオ・デポルティボ」は、ライプチヒの要求額は、1000~1200万ユーロ(約15~18億円)になるとした。
同メディアによると、Rソシエダードは完全移籍に向けて交渉に入るという。合意に向けたポイントになる金額だが、来季のCLに出場すれば、〝臨時収入〟が入ってくる。1次リーグに出ただけで昨季並みの1560万ユーロ(約23億円)だ。もちろん勝利ボーナスや決勝トーナメントに進めば、さらに加算される。そんな収入をバックに完全移籍が実現するわけだ。
来季もRソシエダードでのプレーを熱望する久保にとっても悪い話ではない。長身FWと2トップを組んだときには、息の合ったプレーを披露してチームの攻撃を牽引。来季は欧州の舞台でも名コンビぶりを発揮することになるのだろうか。
東スポWEB