松屋銀座8階イベントスクエアでは「展覧会 金子みすゞの詩」が5月29日(月)まで開催中です。

童謡詩人金子みすゞの誕生
金子みすゞは生誕から今年で120年を迎えます。20歳で童謡を書きはじめ金子みすゞの名前で投稿した最初の作品が掲載された雑誌、『童話』『婦人倶楽部』『婦人画報』『金の星』も展示されています。

展示風景

展示風景
100年の時を越えて
金子みすゞが残した、3冊の遺稿手帳(実物)も展示されています。

遺稿手帳に書かれたみすゞ直筆の詩がパネル化され展示されています。詩の世界を立体的に表現したアート作品も鑑賞できます。

手帳に残された、みすゞの筆跡で約60篇の詩を読むことができます。アート作品も展示されていますので、詩の情景がイメージしやすいかと思います。

展示風景
様々な表現で描かれた絵本の原画約100点が展示されており、詩を読みながら鑑賞することができます。

展示風景

展示風景
広がる「金子みすゞの詩」
金子みすゞの作品は、現在14か国語に翻訳されており、海外での出版物の紹介もあります。右上の冊子のAre you an echo?は『こだまでしょうか?』の英訳本です。

海外出版物展示風景
ミュージアムグッズでは絵本も販売されています。

金子みすゞの詩をイメージした葉書も可愛らしいです。

会場入り口には金子みすゞのふるさとマップの展示もあります。

金子みすゞは、20歳で童謡を書きはじめ26歳の若さで世を去りましたが、100年の時を経ても今も人々を魅了しています。金子みすゞの詩と絵本の作画、アート作品を鑑賞することで、改めて彼女の魅力が感じられる展覧会です。