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OpenAIは米国時間5月25日、「ChatGPT」の「iOS」アプリの配信対象を新たに30カ国以上に拡大したと発表した。対象となる国には、日本のほか、カナダやブラジルなどが含まれる。
18日に米国で提供が開始された同アプリはウェブサイトと同じ機能を提供し、質問や要求を入力すると、人工知能(AI)が生成した情報を返す。
このアプリは、OpenAIのオープンソースの音声認識システム「Whisper」を使用して、質問をキーボードで入力する代わりに音声で入力できるようになっている。また、チャット履歴をデバイス間で同期するため、ユーザーは前回の会話の続きからチャットを再開できる。有料版の「ChatGPT Plus」に加入すれば、新機能を一足早く利用したり、「GPT-4」の高度な機能を利用したりもできる。
OpenAIは「Android」版も近く提供すると予告している。
CNET Japan Staff