加齢に伴う唇の変化、男性より女性のほうが唇の荒れやシワの状態が強くなる傾向

加齢に伴う唇の変化、男性より女性のほうが唇の荒れやシワの状態が強くなる傾向

  • @DIME
  • 更新日:2020/10/18
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唇はヒトの顔面の印象に強く影響することが知られており、口紅を始めとした顔料で唇を強調し若々しい印象づくりをするメイクアップは女性の間で一般的に行われている。

その一方で、唇は角層が薄く、バリア機能が未熟であるために皮膚よりもストレスに弱いことが知られており、唇の状態について男女を比較したものはこれまでほとんど報告がなかった。

そこでロート製薬は20~50代のアジア人男女93名の唇の状態を解析した。

その結果、唇の荒れやシワの程度は男性よりも女性のほうが顕著であることが分かった。さらに、男女差を年齢別に解析すると、40代以上の女性では、男性と比べ、荒れやシワの状態が強くなっていることも発見した。

40代以上の女性は男性よりも唇の荒れやシワが顕著

唇状態の男女差の比較研究

加齢に伴う唇の形態と見た目の変化を解析するために、20~50代のアジア人の男女93名(男性50名、女性43名)の唇の状態を正面からデジタルカメラで撮影した。

撮影した写真を基に、唇の荒れ、シワについて判定者3名によるグレード評価を行い、グレード値と年齢・性別との相関性を統計学的に解析。

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20~50代のアジア人の男女93名(男性50名、女性43名)の唇の状態を観察し、「荒れ」と「シワ」について、症状の進行度順に1~5の5段階のスコアを設定した。

解析の結果、唇の荒れは深刻になるにつれて鱗片の形成が広範囲に広がり、最終的には広範囲の皮めくれが起ることを確認。シワの形成は、浅く規則正しく縦横に走るシワから始まり、最終的には組織の陥没や変形を伴う大きなシワが形成され、老化の進行に伴うシワのパターンの違いが確認された。

①女性は男性と比較して唇が荒れやすい

唇の荒れグレード解析の結果、女性は男性と比較して唇が荒れていることが確認されました(Student t, *: p<0.001)。さらに、荒れグレードを年齢、性別別にプロットした結果、男女ともに加齢とともに唇の荒れグレードは低下傾向を示すものの、40代以上の女性は男性と比較してグレード3以上の荒れ症状が観察されやすい傾向を認めた。

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②女性は男性と比較してシワが形成されやすい

唇のシワグレード解析の結果、女性は男性と比較してシワの形成が進みやすいことが確認された。荒れグレードを年齢、性別別にプロットした結果、特に女性は40代以上にグレード4以上の大きなシワの形成が観察されやすい傾向を認めた。

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研究により、女性は男性と比較して唇の荒れやシワが発生しやすいことが確認された。

女性はメイクアップなどの生活習慣のほかに、皮膚組織が男性と比較して薄く、老化による菲薄化が進みやすいという生物学的な男性との差異が知られており、今回発見された唇の状態の差の原因と関係することが予想される。唇の男女差研究を進めていくことで、女性の唇の悩み解決に特化したリップケア技術の開発と製品応用が期待できる。

構成/ino.

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