実はよくない?エアコンクリーナーを掃除のプロ8割がオススメしない理由

実はよくない?エアコンクリーナーを掃除のプロ8割がオススメしない理由

  • くらしのマーケット
  • 更新日:2020/09/17
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掃除のプロの8割がエアコンクリーナー(エアコンスプレー)をオススメしない理由とは?

安さと手軽さが売りのエアコンクリーナー。ドラッグストアなどで購入でき、素人でもエアコンを手軽に掃除できるアイテムとして広く知られています。

しかし、エアコンクリーニングのプロ230人にアンケート調査した結果、エアコンクリーナーの使用を「オススメしない」とする回答が8割を超えたのです。

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なぜプロは、エアコンクリーナーの使用をオススメしないのでしょうか。アンケート結果をもとにみていきましょう。

なぜエアコンクリーナーはオススメできないのか?

①健康への悪影響が心配されるから

エアコンクリーナーを使った掃除では洗浄液を注入した後にすすぎ作業をしないため、薬剤がエアコン内部で固形化し、熱交換器の詰まりやカビ・ホコリの付着の原因となってしまうことが少なくないといいます。

さらに、エアコン内部に残った洗浄液がカビの餌になり、カビが繁殖する原因にもなってしまうのです。

素人によるエアコン内部の洗浄にはやはり限界があります。徹底洗浄できずに内部に溜まった汚れは、エアコン使用時に風に乗って部屋内を漂うことになるため、健康への悪影響も懸念されます。

②エアコンの詰まり・水漏れの原因になるから

「エアコンクリーナーだけでは、洗浄液を吹きかける際の圧力が不十分だ」というプロの声がありました。業務用高圧洗浄機ほどの威力がないため、水圧で流しきれずアルミフィンの表面に汚れや洗浄液が詰まってしまうのです。

水圧・水量ともに量が足りなければ、ドレンパンやドレンホースにスライム状の汚れが詰まって、臭い・水漏れの原因となります。

プロがエアコンクリーニングをする際は、約20Lの水を使用するのが一般的だといいます。片手で持てる大きさのエアコンクリーナーと比較にならないのは、火を見るよりも明らかです。

③エアコン自体が故障してしまうリスクがあるから

エアコンクリーナーの使用により、以下のようなリスクも考えられます。

部品がさびついてしまう

スプレー香料が内部に残ってしまう

電装部にかかった場合ショートする可能性がある

発火の危険性もゼロではない

「使用は問題ない」とする声も

一方で、アンケートによれば「エアコンクリーナーを使用しても問題ない」という声も2割弱ありました。以下はエアコンクリーナー推奨派の意見です。

「汚れの上にかぶせることで一時的な臭い解消になる場合も」

「しっかりすすげるのであれば使っても良い」

いずれにしても、アンケート結果全体をみれば8割が「オススメしない」としているため、エアコンクリーナーの使用はデメリットのほうが大きいといえるでしょう。

エアコンクリーナー(エアコンスプレー)を使わない掃除方法

アンケートによれば、9割を超えるプロが「エアコンフィルターの掃除」をオススメしています。

エアコンのフィルターの掃除にかかる時間はおよそ40分です。詳しいやり方は、動画もしくは記事をご覧ください。

【豆知識】エアコンクリーナー(スプレー)の種類

エアコンには大きく分けて4つのパーツがあり、その4か所をきれいにしてくれるそれぞれの箇所専用のクリーナーが存在します。

フィルタークリーナー(スプレー)

フィルターはエアコンのカバーを開けて最初にある網状の部品のことです。

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フィルターは、クリーナーがなくてもブラシを使って汚れを落とすことができます。
しかし、クリーナーを使うことで泡が汚れを浮かしてくれるので、ブラシいらずでフィルター掃除をすることができます。

フィンクリーナー(スプレー)

フィンは、フィルターを外すと見える、金属の網状の部品です。フィンは熱を交換する機能をもっており、エアコンの冷却効率に大きく影響するパーツです。

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フィンクリーナーは、フィンに付着したホコリやヤニ、油などを落とすのが目的で使われます。

ファンクリーナー(スプレー)

ファンは、風を起こすための部品です。

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エアコンの奥のほうにあるので、クリーナーを選ぶ際にはノズル付きが良いでしょう。

ドレンホースクリーナー

ドレンホースとは、エアコンの排水管のことです。

ドレンホースが詰まると水漏れの原因になります。この詰まりをなくすために、ドレンホースクリーナーがあるのです。

エアコンクリーナー(エアコンスプレー)を使った掃除方法

(1)電源を切って、エアコン周りを養生する

まずは電源を抜きます。そして、エアコンの周りや下に、汚れないようビニールで覆いをします。これを養生と言います。

(2)フィルターの掃除

最初にフィルターを取り外し、掃除機をかけます。表側からかけてください(裏からかけると目詰まりを起こしてしまいます)。

その後、風呂場などに持って行き、フィルタークリーナーをスプレーします。その泡が消えたらよくシャワーで洗い流します。タオルで拭いて日陰干ししてよく乾かします。

(3)フィンの掃除

フィンはブラシを付けた掃除機でホコリを取った後、歯ブラシでさらにホコリを取り、フィンクリーナーをたっぷり吹き付けます。

洗剤や汚れは、ドレンホースを通って外に排出されますので、10分待って乾燥させましょう。

(4)ファンの掃除

ファンは、まず汚水受けの養生を作り、ファンにクリーナーを吹き付けます。

手を差し込み、ファンを回転させます。20分~30分待ちますが、その間も何度かファンを回転させます。

終わったら、洗浄用のクリーナーか霧吹きに入れた水で充分洗い流します。5分後、電源をオンにし、数時間送風運転をしてしっかり乾燥させます。

最後にフィルターを装着して完了です。

(5)ドレンホースの掃除

エアコンから水漏れがするときには、ドレンホースクリーナーを使って掃除をしてみましょう。

まず、ドレンホースにドレンホースクリーナーを差し込み、ハンドルを強く引きます。

ハンドルを引くタイミングでドレンホース内のつまりが引き出されるので、ハンドルは押し込んだ状態で使い始めましょう。

複数回引くときは、一度ホースからドレンホースクリーナーを取り外して押し込んだ状態にしてから、引く作業を行います。

エアコン内部の徹底洗浄はプロにお願いするのが安全

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エアコン掃除をプロに頼むと、素人では届かないところまで分解・洗浄してくれ、しっかりきれいになります。自分で掃除する手間も省けるため一石二鳥ですね。

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