保護動物の家族を見つけるため良い写真がとれるキットをGoogleが動物保護団体に提供

保護動物の家族を見つけるため良い写真がとれるキットをGoogleが動物保護団体に提供

  • カラパイア
  • 更新日:2023/11/21

さまざまな事情から施設にたどりついた保護犬を愛情こめてお世話しながら、より幸せな犬生を願うスタッフにとって、彼らの運命を左右しかねないプロフィール写真撮影は悩みの種だ。

カメラに緊張しがちな犬や、人なつっこいせいでブレてしまう犬、写真写りがイマイチな犬は、どんなに正確が良くてもなかなか引き取り手が現れないという事情がある。

そのため、かわいいプロフィール写真のために小道具を使う保護施設もあるくらいだ。

今はネットを通じて遠くの希望者ともやり取りできるが、それも犬の個性や魅力をとらえた写真あってのこと。そのとっかかりが無ければ出会いのチャンスも半減だ。

こうした中、米Google は保護施設に向け、良い写真を撮影できるキット「 Pawtraits Kit(パウトレイツキット)」の無償提供を開始した。キットにはスマホ本体と保護動物が美しく撮影できる機能が搭載されている。

【他の記事を見る】写真うつりが悪いから?イギリスで捨てられる黒猫たちが急増

Google Pixel が動物保護施設に提供する犬の撮影キット

話題の「 Pawtraits Kit(パウトレイツキット)」は、Googleが動物保護施設に提供する特別な犬の撮影キットだ。

これに含まれているのは、 Google Pixel 史上​​最高の​​カメラを備えた最新のスマートフォンPixelPixel 8 Pro 本体に、撮影スタンド、カラフルな背景や犬のおもちゃなどだ。つまり、保護施設がより良い犬の写真を撮るのに役立つものがセットになっている。

引き取られにくい保護犬の写真問題を解決

保護犬が引き取られにくい理由として、プロフィール写真の写りの悪さはかねてから指摘されている。低解像度の写真や暗い写真やブレた写真などだと、どうしても本来の魅力を伝えることができない。

No image

今回配布する Pawtraits Kit は、保護犬と里親候補の出会いのチャンスを今よりもっと増やすため、写りの悪い写真問題を解決するために設計された。その機能とは以下のようなものだ。

ピントがズレた写真をくっきり鮮明に

編集マジックで被写体だけを切り抜き

撮影に使ったおもちゃも消しゴムマジックで削除

保護犬の里親募集の写真を最高に良くするサポートキット

Google PixelはXでこのキットをこう紹介している。

里親が見つかる機会はすべての犬にありますが、募集の写真が良くないと、せっかくの機会も台無しになります。

#PixelPawtraitsは、全米の厳選された動物保護施設に写真の撮影キットを提供中です。このキットは、動物保護施設の犬たちの里親探しを手伝うものです。#Pixel8 Pro 搭載の Google AI カメラの優れた機能が犬の最高の写真撮影に役立ちます。

There’s no such thing as an unadoptable dog, but bad adoption pics can ruin their chances of finding their fur-ever homes. #PixelPawtraits supplies photography kits to select animal shelters across the US. These kits help shelters use the power of Google AI camera features on… pic.twitter.com/r3SjBJY0fH
— Google Pixel (@GooglePixel_US)
November 15, 2023
from Twitter

なお米Google による保護犬の里親探しへの取り組みは、これでけではなく、カリフォルニア州サンディエゴを拠点とする犬の非営利の救助組織 The Animal Pad Dog Rescueを通じて支援を行っている。

キットの申し込みは専用フォームから

Google PixelのX投稿によると、 Pawtraits Kit の無償配布対象はアメリカ国内の動物保護施設のみとのことだが、希望する施設スタッフはまず、専用のGoogleフォームPixel Pawtraits Kit Request Formからリクエストする必要がある。

Googleによると希望数によっては、申し込んだすべての動物保護施設が受け取る保証はしかねるため、一度すべてのリクエストに目を通して吟味したうえで、選ばれた保護施設に連絡する形になるという。

Google Pixel の Pawtraits Kit を使いこなせば、保護犬それぞれの個性や魅力を引き出せるいい写真がいっぱい撮れそう。動物保護施設のニーズに特化したお役立ちツールが、将来の家族につながる幸福な犬生の一歩になりますように。

References:designtaxi/9to5google/piunikawebなど /written by D/ edited by parumo

・あわせて読みたい→引き取り手が現れるかどうかは写真次第。撮り方次第でこんなに変わる、保護動物をプロと素人が撮影した比較写真

動画・画像が表示されていないときはこちらから

パルモ

この記事をお届けした
グノシーの最新ニュース情報を、

でも最新ニュース情報をお届けしています。

外部リンク

  • このエントリーをはてなブックマークに追加