
警視庁
学校保健の調査や研究などを行う一般財団法人「東京都学校保健会」(文京区)の口座から、200万円を横領したとして、警視庁新宿署は、業務上横領容疑で、同会の元職員、大貫真代容疑者(51)=川崎市=を逮捕した。容疑を認めている。大貫容疑者は暗号資産への投資を行っており、「損失補填のために横領した」と話している。
逮捕容疑は昨年9月、同会の会長名義の銀行口座から、200万円を引き出し、自身の口座に入金、横領したとしている。
新宿署によると、大貫容疑者は経理業務の全般を担当。暗号資産投資の業者側から複数回に渡り、現金を請求され、横領したとみられる。昨年9~10月、同会が管理する口座から計約3千万円を引き出していた。
今年1月、大貫容疑者が同会に対し、横領していたことを申告。同会側が3月に新宿署に被害を相談していた。