香取慎吾インタビュー【後編】「とんねるずへの憧れが今につながっている」『誰かが、見ている』

香取慎吾インタビュー【後編】「とんねるずへの憧れが今につながっている」『誰かが、見ている』

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  • 更新日:2020/10/16
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三谷幸喜脚本・演出×香取慎吾主演のシチュエーション・コメディ『誰かが、見ている』がAmazon Prime Videoにて好評配信中。TV LIFE WEBでは、失敗ばかりで目が離せない、最高にキュートな主人公・舎人真一を演じる香取さんを前後編に渡りインタビュー。後編となる今回は、香取さんにとっての“笑い”にフォーカス。幼少期に好きだった“笑い”や原点となった『夢がMORI MORI』について、さらに今好きな“笑い”についても教えてもらいました。(前編はこちら

歌いながら暴れちゃう
とんねるずへの憧れが、今につながっていると思います

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◆今作で2002年の『HR』以来の三谷さん脚本によるシットコムに挑戦していますが、前作での経験は生きていますか?

めちゃくちゃ生きてますね。(佐藤)二朗さんは、初めての本番で最初のせりふが全く出てこなくてお客さんに聞いたりしてましたが、僕は前回の経験があるので(笑)。でも僕、舞台って結構苦手なんですよ。やっぱり一発本番で生のものだし、緊張するじゃないですか。そのはずなのにシットコムが好きなのは、僕がテレビで育ってきたからなのかなって。テレビの、カメラ位置とかを感覚的に把握しながら動くのとか、好きなんです。「今、こう映ってるな」っていうのが分かるんですよ。その作業をしながらお客さんの反応も見ながらっていう難しいことに挑戦するのがわくわくするんです。

◆香取さんのシットコムの土台となっているのは、番組で長年やってこられたコントなのかなと思うのですが、香取さんにとっての“笑い”の原体験はどこになりますか?

“これ”って絞れないんですけど、小さい頃に好きだった“笑い”は『加トちゃんケンちゃんごきげんテレビ』の加藤茶さんと志村けんさんかなと思います。僕は小学校低学年ぐらいだったかな。あとはやっぱりとんねるず。“仮面ノリダー”とかもそうですが、今パッと思い浮かぶのは、貴さんとノリさんがマイケル・ジャクソンの「Bad」を完コピしてパロディしたりしてる場面です。ノリさんがマイケルをやってて、貴さんが途中から出てきてMVを完コピしてるんですけど。僕が今YouTubeで瑛人さんの「香水」をやらせてもらってるのとかは、完全にその遺伝子ですね。

◆昔見ていた“憧れ”が今につながっているんですね。

そうですね。ダウンタウンやウッチャンナンチャンも僕の中にありますけど、一番はとんねるずだと思います。それこそとんねるずが歌番組で歌いながら暴れちゃって、ほかのゲストの人たちのところに行っちゃったりとか、そういうことへの憧れがずっとある。そんな中で育ったから、慎吾ママで歌番組に出た時に暴れまわってみたりとか(笑)。ほんと、つながってるって感じですね。

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◆お仕事で最初に“笑い”に触れたのはいつですか?

『夢がMORIMORI』の音松くんのコントかな。その頃の僕はまだ子供で、お芝居のコントなのに、カメラを向けられたらピースしたりしてたんですよ(笑)。そしたら周りの大人に「いいかげんにしろ!」ってめっちゃくちゃ怒られて(笑)。それを何度か繰り返して、「何でそんなに怒鳴られなきゃいけないんだ」とか「ふざけんな!」とか思いながらも(笑)、散々怒られて分かってきたというか。だから今三谷さんが僕のことを「本番が始まったら邪念なく、その役に成り切ってどんなことが起きてもその役でいてくれる」と言ってくれるのは、その頃コントで怒鳴られまくって「何があっても、カメラを向けられていて、カメラが回っている最中はカメラを見ない」みたいなことを植えつけてもらったから。すごく助かってるし、基礎になってますね。

◆舎人はもちろん、ご自身のYouTubeでやられている“しんごちん”など、定期的に何かの“キャラ”になられている気がしますが、ご自身に変身願望みたいなものはあったりしますか?

それはあんまりなくて。というのも、かつらやスカート、ストッキング、っていうのが変身というよりは日常だから(笑)。しんごちんは監督も構成作家もいなくて、自分で組み立てている中で、赤いチークと黄色い帽子をかぶることをまず決めたんです。かつらも、「かぶったほうがいいかな?」とすっごく悩んでやめたのは、なしにすれば急にどっかで何か撮ろう!となった時に帽子とチークさえあればすぐできるなと思ったから。今回の作品でかつらをかぶったのは、僕もコロコロ髪形や髪色を変える中で、三谷さんが「ライフワークのように、シーズン10ぐらいまでずっと続けていければ」とおっしゃっていたので、例えば急に「シーズン2の撮影をやろう」となった時でも、かつらならすぐに撮影に入れる、という現実的な理由もありました。

ぺこぱの活躍は「俺の思ったとおり!」と思いながら見てます(笑)

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◆香取さんが最近好きな“笑い”について教えてください。

『M-1グランプリ2019』で『M-1』をほぼ初めて見たんですけど、最後のCM前に「ああこれはもう、ぺこぱが優勝だな」と思ったんです。でもCM明けたらミルクボーイさんが優勝して、その時「あれ?俺のセンス違うのか?」みたいにちょっと不安になって(笑)。なんだけど、ちょっと時間がたって最近ぺこぱが番組とかCMとかにたくさん出てるのを見ると、「わーよかった、あの時の自分間違ってなかった」って思ってうれしいですね。「俺の思ったとおり!」と思いながら見てます(笑)。

◆ちなみに、最近プライベートで笑った出来事は?

本を片付けてたら、同じ本が2冊あったんです。「あー、同じ本買っちゃったな…」って思って、その本を好きそうな友達にあげようと思ったんですけど、あげる直前に「やば、この本そいつからもらったんだ!」って気づいたんです(笑)。だからギリセーフだったんですけど、それはすっごく危なかったしちょっと笑いましたね。ファッションの本で、僕も好きだから買ってたんですけど。もしあそこで気づいてなかったら、って思うと、危なかったなー!って、ちょっと笑っちゃいますね(笑)。

香取慎吾インタビュー前編はこちら

番組情報

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『誰かが、見ている』
Amazon Prime Videoにて独占配信中

<STAFF&CAST>
脚本/演出:三谷幸喜
出演:香取慎吾、佐藤二朗、山本千尋、長野里美、宮澤エマ、夏木マリ
ゲスト:くっきー!(野性爆弾)、西田敏行、髙嶋政宏、寺島進、稲垣吾郎、山谷花純、近藤芳正、松岡茉優、橋本マナミ、八嶋智人、さとうほなみ、小日向文世、大竹しのぶ、新川優愛、小池栄子

<STORY>
ありえないハプニングばかり巻き起こす舎人(香取)の不思議な魅力にとらわれ、壁の穴から彼の生活をのぞき見するようになった隣の部屋の住人・次郎(佐藤)。ある日、次郎の娘・あかね(山本)は、舎人の日常を勝手に動画配信することを思い付いて…。

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●photo/干川 修 text/寺田渓音

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