
鹿児島大学の練習船「かごしま丸」の話題です。およそ1カ月間の航海を終えて、帰ってきました。
19日朝、谷山港に接岸したのは、鹿児島大学の「かごしま丸」です。
先月18日に14人の学生を乗せて鹿児島を出港。太平洋のパラオなど5年ぶりに海外の港を経由しながら、基本の操業方法のほか、漂流ゴミの量や種類を確認する海洋観測、マグロの延縄漁業などの実習をこなしました。
■学生■
「まぐろの延縄をしたときに朝4時に起こされて、午後も作業があったのでしんどかったです。太平洋にゴミがあって、自然に対して(人間が)害を与えているんだなと、悲しさを覚えました」
水産科の教員を目指しているという学生は―。
■教員志望の学生■
「自分で身をもって体験したことを水産高校の生徒たちに教えられたらと思っています」
学生は教員や船の運航管理を担う航海士を目指し、今後も実習を重ねる予定です。