
甲子園球場
第95回全国高校野球選手権は20日、大会3日目を迎える。各試合の見どころを紹介する。
【第1試合】海星(長崎)-社(兵庫)
7年ぶりのセンバツ出場となる海星は、継投で九州大会を勝ち進んできた。4強入りした2004年以来のセンバツ出場となった社はエース右腕・高橋を中心とした守りからリズムを作る。
【第2試合】二松学舎大付(東京)-広陵(広島)
二松学舎大付は1年生から4番に座る片井が打線の中心。昨夏の甲子園でも本塁打を放っており、ひと冬越えた成長に注目だ。対する広陵も主砲・真鍋が打線をけん引する。昨秋の公式戦で打率・463、4本塁打、16打点をマークした。4度目の春優勝を目指す。
【第3試合】敦賀気比(福井)-大阪桐蔭(大阪)
敦賀気比は5季連続の甲子園となる。投手陣の層も厚く、守備も堅実だ。直近2大会のセンバツではいずれも初戦敗退しているだけに、壁をぶち破りたい。史上初となる2度目の連覇に挑む大阪桐蔭。けん引するのは世代No.1投手として名前が呼び声高いエース左腕・前田だ。最速148キロを誇り、2年春のセンバツ優勝、昨秋の神宮大会連覇に導くなど経験豊富。初戦からどのような投球を見せるのか注目だ。