高津監督采配ズバリ!ヤクルト神宮1勝、代打・嶋が犠打決めて山崎V打

高津監督采配ズバリ!ヤクルト神宮1勝、代打・嶋が犠打決めて山崎V打

  • SANSPO.COM
  • 更新日:2021/04/08

(セ・リーグ、ヤクルト3-2広島、2回戦、1勝1敗、7日、神宮)ヤクルトは7日、広島2回戦(神宮)に3-2で逆転勝ち。今季5試合目で本拠地初勝利を挙げた。六回にスクイズで同点、七回は代打が犠打を決め、山崎晃大朗外野手(27)の決勝打につなげるなど、高津臣吾監督(52)の采配がズバリ的中。今春のキャンプから「1点の重要性」を説いてきた指揮官が目指す“高津野球”がチームに浸透してきた。

夜空に輝く月が、勝利のナインを照らした。ヤクルトが本拠地・神宮で今季初白星。高津監督は、高々と右手を挙げ、燕党の声援に応えた。

「本拠地神宮で1つ勝ててよかった。それが正直なところです」

就任2年目を迎え、2月の沖縄・浦添キャンプから「1点の重要性」を説いてきた。「小さい1点の積み重ねが勝ち負けにつながり、シーズンをどう過ごしていくかにつながっていく」と報道陣には非公開で走者を置いたケース打撃でサインプレーを反復練習。成果が大事な場面で出た。

1点を勝ち越された直後の六回。1死一、三塁から5番・荒木が初球で一塁側に同点のスクイズを決めた。33歳の仕事ぶりに指揮官は「成功するものだと思っていた。最高の犠打をしたと思う」と目を細めた。

試合を決めたのも、指揮官のタクトだった。七回、先頭の渡辺が左前打で出塁すると、嶋を代打に送った。「犠打はチームで一番、二番にうまい選手なので、自信を持って出した」と全幅の信頼を置くベテランが1球で決め、1番・山崎が決勝の右前適時打を放った。

ベンチでは村上が両拳を握り喜びを爆発させるなど、一丸で開幕からの本拠地連敗を4で止めた。2番・中村は3安打2得点と活躍。新型コロナウイルスの影響で青木、内川ら主力を欠く中、1990年代の黄金時代を思わせる手堅い攻撃で勝利をつかんだ。

「勝ち越されてもすぐ追いつけた1点や、勝ち越した1点はすごく大きい。みんなが一生懸命やっている成果は少しずつ出ている気はします」。2年連続最下位からの巻き返しへ。苦境の春に“高津野球”が芽吹いた。(赤尾裕希)

◆村上ベンチで喜び爆発!

村上は四回1死二塁から左中間へ先制の適時二塁打を放つと、六回は1死一塁から右前打を放ち、同点スクイズの場面を演出。七回に山崎が決勝打を放った瞬間は、ベンチで喜びを爆発させた。「主将の(山田)哲人さん本人も声を出してくれますし、僕たちもしっかりやらないといけない。そういったところで大きな力が働いている。本当にいい雰囲気でできています」と盛り上がったベンチの様子を明かした。

データBOX

ヤクルトが本拠地・神宮で今季初勝利。3月26日の阪神との開幕戦から続いていた神宮での連敗を「4」で止めた。神宮で開幕4連敗した過去3シーズンの神宮での成績は、1983年が24勝30敗4分け(最終順位は6位)、85年が23勝31敗4分け(同6位)、87年が22勝30敗4分け(同4位)と負け越しているが、今季はどうか。

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七回1死二塁から山崎の右前適時打で渡辺が生還。小技を駆使して、ヤクルトが本拠地初勝利を飾った(撮影・今野顕)

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