
中国最北端の街で国内観測史上最低の零下53度、市民「屋内では半袖」―中国メディア
日本では24日夜から25日にかけて「10年に1度」クラスの強い寒波が到来したが、中国メディアによると、中国の最北端に位置する黒竜江省の漠河市で22日午前7時、気温が零下53度まで下がり、これまで最低記録だった1969年の零下52.3度を下回った。
中国ウェブメディアの中国経済網は24日付の記事で、「零下50度とはどれほどの寒さなのか」とし、記者の話として、街頭ではポケットの中のスマートフォンのバッテリーが30分でなくなるほどだと伝えた。
記事によると、漠河市は「史上最も寒い春節」を過ごすことになった市民のために、暖房・水・電力の確実な供給に向けた対策を講じてきた。市民からは「外はとても寒いが、家の中は暖かいのでみんな半袖を着ている。室内をこんなに暖かくしてくれて、暖房供給機関にはとても感謝している」との声も聞かれたという。(翻訳・編集/柳川)




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