東北、“ペッパーミル”注意された 巨人OB佐藤監督「なんであれが駄目なの。駄目な理由を聞きたい」

東北、“ペッパーミル”注意された 巨人OB佐藤監督「なんであれが駄目なの。駄目な理由を聞きたい」

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  • 更新日:2023/03/22

◇第95回選抜高校野球大会第1日・1回戦 東北1-3山梨学院(2023年3月18日 甲子園)

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<山梨学院・東北>初回無死、山梨学院・進藤の失策で金子が出塁し、ペッパーミルパフォーマンスをする東北ナイン(撮影・平嶋 理子)

2点差で敗れた東北の佐藤洋監督は「いつもらしい東北の野球はできた」とナインをねぎらったが、試合中のパフォーマンス“禁止”に憤りを隠せなかった。

初回、先頭の金子和志内野手(3年)が遊失で出塁し、こしょうをひくような「ペッパーミル」パフォーマンスを披露した。WBC準決勝進出を果たした侍ジャパンのヌートバー(カージナルス)が見せる、恒例のポーズ。だが、攻撃終了後に一塁塁審から「パフォーマンスは駄目」と注意された。「これだけ野球界が盛り上がっているのに。なんでこんなことで子供たちが楽しんでいる野球を大人が止めるのかな」と指揮官。「高野連にけんかを売るかもしれないですけど、日本中が盛り上がっているしなんであれが駄目なの。駄目な理由を聞きたい」とした。

「エンジョイベースボール」を掲げ練習中にBGMを流し、ジャージー姿での練習など新スタイルを推し進める、巨人OBでもある指揮官。「野球を選択する子がいないし」と底辺拡大も念頭にした主張でもあった。開会式では日本高野連の宝馨会長が「日本代表は大活躍しており、野球熱は最高潮に達している。今日からは高校野球の番です」とあいさつ。ただ、失策での出塁という状況だったのも確かだった。

大会本部は「高校野球としては不要なパフォーマンスやジェスチャーは、従来より慎むようにお願いしてきた。試合を楽しみたいという選手の気持ちは理解できますが、プレーで楽しんでほしい」と見解を発表。侍ジャパンの一員でOBのダルビッシュ(パドレス)を擁した04年以来19年ぶりの選抜勝利を逃し、後味も悪い一戦となった。(村井 樹)

◇甲子園のパフォーマンス注意

☆12年夏伝令でわざと転倒 8月10日の1回戦、浦添商(沖縄)が優勝候補の愛工大名電(愛知)と対戦。4回2死一、三塁で伝令役の背番号18・阿嘉将吾が、マウンド手前で豪快にずっこけるパフォーマンス。周囲は和んだが球審が「場所を考えよう」と注意。6―4で勝利も宮良高雅監督からも怒られ「次はトークで盛り上げます」と反省。

☆18年夏ガッツポーズ 8月15日の2回戦、創志学園(岡山)の2年生エース・西純矢が下関国際(山口)戦で初回を3者凡退も、球審が「必要以上にガッツポーズをしないで」と注意。2、3回は二塁塁審から繰り返し注意され、9四死球と乱調。9回逆転負けを喫し「気持ちで負けた」と涙した。

☆18年夏シャキーン 金足農(秋田)の吉田輝星は、マウンドでしゃがみ、中堅手と目を合わせてから抜刀するような「シャキーンポーズ」を披露。日大三(西東京)との準決勝前に大会本部がパフォーマンス自粛を要請。同戦では自粛も大阪桐蔭との決勝でポーズを解禁。試合は2―13で大敗した。

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