大友氏遺跡を未来に 29日に史跡指定20周年シンポジウム

大友氏遺跡を未来に 29日に史跡指定20周年シンポジウム

  • 大分合同新聞
  • 更新日:2022/01/17
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大友氏館跡歴史公園(仮称)の整備イメージ図=大分市教育委員会提供

【大分】大友氏遺跡の国史跡指定20周年を記念したシンポジウムが29日午後1時から、大分市のJCOMホルトホール大分で開かれる。館跡の整備が完了する見込みの2030年は宗麟生誕500年に当たる。節目を前に、先人の偉業を顕彰する機運を高める。入場無料。17日まで参加者を募集している。

遺跡の調査、研究に携わる小野正敏・国立歴史民俗博物館名誉教授が基調講演をする。テーマは「中世都市研究から見た大友氏遺跡」。市教委文化財課の中西武尚さんは、遺跡の将来計画について説明する。パネルディスカッションには、歴史の情報発信に取り組む佐々木健策さん(神奈川県小田原市文化財課)ら6人が参加。遺跡の活用方法などについて議論する。3月に動画配信を予定している。

参加者には記念冊子「大友氏遺跡20年のあゆみ」を無料配布する。遺跡の発掘から館跡が復元(予定)するまでの道のりをまとめた。

遺跡がある顕徳町の一帯はJR大分駅周辺の再開発に伴って、移転世帯の住宅地になる予定だった。1996年の調査の結果、直径1メートルを超える巨石が出土。2年後、本格的な発掘調査が始まった。2000年の調査で館の北外郭施設を発見、01年に同館跡の一部が国指定史跡になった。周辺の旧万寿寺地区、上原館(うえのはるやかた)跡などが追加指定を受けている。20年には同館跡庭園が完成した。

市教委文化財課は「シンポジウムを機に、市民みんなで生誕500年を祝えるようにしたい」と参加を呼び掛けている。

申し込みは、はがきに住所、氏名、電話番号を明記。〒870―8504 大分市荷揚町2—31 大分市教育委員会文化財課「大友氏遺跡シンポジウム担当」へ。ファクス(097・536・0435)、メール(bunkazai2@city.oita.oita.jp)でも受け付ける。17日必着。定員の130人に達し次第、締め切る。

問い合わせは同課(TEL097・537・5682)。

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