
8回、フランコの打球をお見合いし、安打にしてしまった左翼手・矢沢(左)と遊撃手・上川畑(撮影・伊藤笙子)
「楽天-日本ハム」(26日、楽天モバイルパーク)
日本ハムが1点リードの八回、痛恨の拙守から逆転を許した。
この回、先頭・フランコの打球が、遊撃後方のフライになった。この打球を左翼・矢沢、遊撃・上川畑が追ったが、“お見合い”する形で両者の間にポトリ。まさかの形で出塁を許した。ベンチの新庄監督も驚きの表情を浮かべ、マウンド上の伊藤もあぜんとした表情を見せた。
これに気落ちしたのか、続く浅村との対戦。1ストライクから2球目、高めに浮いたカットボールを狙われた。打球は左翼スタンドに飛び込む逆転2ランを浴びた。打球の行方を見届けた伊藤は、マウンドで放心状態。まさかの暗転となった。