中区小学校の部 アフリカの子どもに靴を 大鳥小学校6年金子 愛琳〈横浜市中区・横浜市西区〉

中区小学校の部 アフリカの子どもに靴を 大鳥小学校6年金子 愛琳〈横浜市中区・横浜市西区〉

  • タウンニュース
  • 更新日:2022/08/06

小学2年生の頃、デパートでたまたま見かけたポスターが、貧困問題に関心を持つきっかけとなった。アフリカには、靴が無く病気にかかる子どもたちが多くいることを知り、「生まれた国が違うだけで、なぜこんなにも違うのだろう」と悲しい気持ちになった。

「私だけではなく、周りの子も協力をしてくれれば、もっとたくさんのアフリカの子どもたちが喜んでくれるはず」。そんな思いを込めて、プロジェクトの存在を広く知ってもらおうと筆をとった。スピーチ文は暗記し、声に強弱つけて伝えたいことをはっきり話した。「たくさんの人に思いが届くといいな」とほほ笑んだ。

小さくなったくつに思いをのせて

みなさん、チョコレートは好きですか。チョコレートに使われるカカオという植物は、特にアフリカでたくさん作られています。ですが、そのカカオ農園では子どもが学校にも行けず、危険な労働をしなければならない児童労働が問題となっています。私は今まで何気なくチョコレートを食べていましたが、そのことを知ってからは、チョコレートを食べるたびに農園でつらい労働をする子どもたちのことが思い浮かびます。それから私はアフリカの子どもたちのことに関心を持つようになりました。

去年、くつを買いに横浜のデパートの子どもくつ売り場に行った時、アフリカの子どもたちが写ったポスターが目に留まりました。「くつの宣伝ポスターかな」と思って見てみると、そこには「小さくなったくつをアフリカの子どもに送ろう」と書いてありました。気になってその企画について調べてみると、アフリカではくつがなくて、寄生虫病や破傷風などの病気になる子どもが多いこと、預かったくつは国際協力NGOを通じてザンビア共和国に届けられる、という内容でした。また、そのくつを受け取った子どもたちのお礼のメッセージ動画には、ゆずってもらったくつなのに、宝物をもらったように嬉しそうにとび回る子どもたちの姿がありました。私は新品のくつを買ってもらっても、それが当たり前だと思っていた自分が恥ずかしくなりました。この企画を知ってから、私は履いていたくつが小さくなるたびにきれいに洗ってデパートに持っていくようになりました。

このように、くつがなくて足の病気にかかってしまう子ども、食べ物や薬がなくて命を落としてしまう子ども、戦争により家族がばらばらになってしまう子ども、そういう苦しんでいる子どもが世界にたくさんいるということを知ることはとても大事だと思います。今の私には小さなことしかできないけれど、まずは世界でどういうことが起きているか、詳しく知っていきたいです。そして、そのことに関心を持ち続ければ、自分ができることも見つかると思います。みなさんも世界のことに関心をもって、自分ができることを見つけてみませんか。私たちの持続的な関心や考え、そして行動がきっと世の中を変えていくと信じています。

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賞状を手に笑顔の金子さん

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タウンニュース中区・西区版

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