
会見した立花孝志氏
政治団体「NHKから国民を守る党」の立花孝志党首が19日、国会内で会見し、元参院議員のガーシー(東谷義和)被告の初公判を傍聴した感想を述べた。
俳優の綾野剛らへの名誉毀損の罪などで起訴されたガーシー被告はこの日、6月の逮捕から約3か月ぶりに表舞台に姿を見せた。
傍聴した立花氏は「直接会うのは1年ちょっとぶり。やせてるなという気がするが、顔つきはギラギラしている感じではなく、むしろ健康的だった」と振り返る。
弁護団は常習的脅迫については争う姿勢を見せたが、立花氏はガーシー被告が謝罪の弁を述べ、被害者の関係者が座っている傍聴席へ向かって、深々と頭を下げて、謝罪したことが印象的だったという。
「率直な感想は、牙を抜かれた猛獣みたいな感じがした。被害者の方に謝罪するのは当然だが、ジュエリーデザイナーの方とドワンゴの川上(量生)さんについては(ガーシー被告に)100%問題があるなと思っているが、綾野剛さんに対しては問題あるのかなといまだに思っている」(立花氏)
暴露系ユーチューバー時代とは180度異なるガーシー被告の姿に立花氏は「そんなに頭下げなくてはいけないことをしたのかなと。100日くらい自由がない状況でいると自分は悪くないと思っていても早く出たいから自由を求めているのがあるのかな」と心中を察していた。
東スポWEB