【中日】異例のお立ち台「黄色靱帯骨化症」から復帰の福敬登がDeNAファンと三嶋に感謝

【中日】異例のお立ち台「黄色靱帯骨化症」から復帰の福敬登がDeNAファンと三嶋に感謝

  • 日刊スポーツ(野球)
  • 更新日:2023/05/27
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中日対DeNA ヒーロインタビューの途中、お立ち台を降りてレフトスタンドのDeNAファンに感謝の言葉を述べ一礼する福(2023年5月26日)

<中日1ー0DeNA>◇26日◇バンテリンドーム

中日福敬登投手(30)が8回1死二塁のピンチで登板。佐野、関根を連続三振に仕留めて今季初の完封リレーに貢献した。試合後のお立ち台ではDeNAファンに感謝の思いを伝える異例のシーンが生まれた。

「ドラゴンズファンのみなさま、ちょっとすいません!」。真っ先にそう言ってお立ち台を降りた左腕は左翼席のDeNAファンに向けて語り始めた。「残っているDeNAファンのみなさまのおかげで、ならびに三嶋選手のおかげでぼくはここまで投げられるようになりました。本当にありがとうございました」。そう話すと深々と頭を下げた。

昨年、国指定の難病「黄色靱帯(じんたい)骨化症」と診断され、10月に手術。同じ境遇となったDeNA三嶋からはさまざまなアドバイスを受けていた。三嶋には試合前に会い「その節はありがとうございました」と話したという。登板時のアナウンスが流れると、DeNAファンからも大きな拍手を受けた。そんな感謝の思いが異例のお立ち台シーンとなった。

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