ジロ・デ・イタリアに参戦中の新城幸也。
第18ステージの舞台は、ジロ・デ・イタリアおなじみのドロミテ山脈。スタートから40kmでいきなりの1級山岳越えから始まり、4級の丘を越え、後半は1級山岳と2つの2級山岳が続く難易度４のショートステージ161km。
ハードなコースにもかかわらず、この3週目にして調子を上げてきた新城は98位で無事にフィニッシュし、チーム総合1位もキープ。スプリントリーダージャージ、マリア・チクラミーノのジョナタン・ミランも無事にフィニッシュし、明日はこのジロで最後の長距離山岳レースを走る。
新城幸也のコメント
「ハードなステージだった。最初の1級山岳は2021年ジロでも全く同じでステージ最初の上りだった。そのときは悪天候でステージが変更になったときで、レインジャケットを着ながらギリギリでメイン集団で山岳を越えたのを覚えてる。数ある上りの中で覚えてるということは、当時かなり追い込んだということなんだろう(苦笑)。今年は上りに入ってもアタックがかかり続けて、集団から遅れ、そこから40人程のグルペットでゴールを目指すこととなった。人数が多かったこともあって制限時間内でも、ゆとりを持ってフィニッシュできた。さぁ、明日は標高1800m〜2000mの山を何度も上ることになるステージ。さらに獲得標高5000m超……。6時間以上の耐久走な感じかな」
山岳からの下り Photo Sprint Cycling
Race公式サイト
Giro d’Italia 2023 | Official site (giroditalia.it)
Bicycle Club編集部 Bicycle Club編集部
