青学大、タイブレークの末敗戦 児玉悠紀7回好投、ドラフト候補の常広羽也斗もフォークさえる

青学大、タイブレークの末敗戦 児玉悠紀7回好投、ドラフト候補の常広羽也斗もフォークさえる

  • 日刊スポーツ(野球)
  • 更新日:2023/09/19
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国学院大対青学大 8回表、2番手で登板する青学大・常広(撮影・河田真司)

<東都大学野球:国学院大3-0青学大>◇第2週第2日◇19日◇神宮

青学大は1点が奪えず、延長12回タイブレークの末に敗れた。1勝1敗となり、第3戦は22日にZOZOマリンで行われる。

先発の左腕、児玉悠紀(はるき)投手(3年=日大三)が安定した投球で、試合をつくった。5回まで国学院大打線に1安打も許さない完璧な内容。7回を被安打1の4奪三振に抑えた。徐々に球が浮き始めたため、安藤寧則監督(46)は8回から今秋ドラフト候補の常広羽也斗投手(4年=大分舞鶴)をマウンドへ。連投となったが、キレのある直球と落差のあるフォークがさえた。

延長12回に暴投で2点を先制され、適時打も許して4回1/3を被安打2の3奪三振、3失点(自責1)で降板。

延長戦に入っても10球団のスカウトが熱視線を送った。DeNA河原隆一スカウト部スカウティングディレクターは「150キロを超える直球とフォークで空振りが奪えて、短いイニングで抑えの適性もある。バントも簡単にできない球を投げていた」と評価した。

安藤監督は「負ける時は、こういうものなのかなと。選手たちは頑張っている。もう一つ付け足して伝えられていたら、何か違っていたのかなと思う」と話した。

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