おでんの人気ナンバーワン?改良されてきた大根の味

おでんの人気ナンバーワン?改良されてきた大根の味

  • RadiChubu
  • 更新日:2022/01/15
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CBCの加藤愛アナウンサーが素朴な疑問を尋ねる『多田しげおの気分爽快』「知ってるつもり」。1月13日放送分では「大根の辛さ」について調査しました。話を聞いたのは甲南大学特別客員教授で農学博士の田中修先生です。

大根の辛さにはワケがある

大根は細くなっている部分の方が辛い印象があります。これはなぜでしょうか?

田中先生「大根は先端の細い方のとこに根があって、そこが伸びて養分を吸収して成長していく大切な部分なんですね。
だから、そこを虫にかじられたり、病原菌がそこから感染したら、これは大根にとっては困るんです」

一言で言えば「自分が成長していく部分を厳重に守っている」。これが先端の方が辛い理由だそうです。

求めたのは辛さだけじゃない

逆に葉に近い上の太い部分。例えば青首大根だと青い部分。ここは辛味が少ないだけでなく、ちゃんと甘い理由がありました。

田中先生「上の方の葉っぱの出てる近くの太いとこほど、甘いって表現されるのは、本当に辛味が少ないんですね。大根というのは別に辛味だけ求めて食べてる食材じゃないんですね」

例えば辛くない大根おろしや、生のまま刻んでサラダのようにして食べることもあります。それは少し甘みがあり、水分の多いサラッとした食感が人間に好まれてるから。また、煮込むこともあります。

おでんの具は何が好き?

田中先生「おでんの具って何が一番好きですか?」
加藤「こんにゃくとか卵ですかね。でも大根も大好きです」
田中先生「いろんなアンケート結果を見ると、おでんの具では大根が人気ナンバーワンなんです」
加藤「知らなかった。私も大根って言った方がよかったですかね」

思わず笑う田中先生。おでんを食べる時は、大根の辛味を求めているわけではありません。

田中先生「大根の甘みは何であんの?っていうのは、人間が大根を、そういう食材として利用するために、品種改良してきたって思ってもらったらいいと思います」

典型的な青首大根以外にも、敢えて辛味の強い辛味大根など、人間は自分たちの好みに合うように、様々な種類の大根を品種改良してきたんだそうです。

葉にはビタミン、ミネラル

たまに八百屋で葉の部分がしっかりと付いている状態で大根を売っているケースがあります。
この葉にはとても栄養がありました。

田中先生「大根は、根も葉っぱもみんな健康にいいんです。大根が収穫される時期は、『大根どきの医者いらず』って言うことわざがあるぐらいです」

大根の葉にはカロテン、ビタミンC、ビタミンEのビタミン類の他、鉄、カリウム、カルシウムのミネラル類も入っているんだそうです。

田中先生「昔から『大根食ったら葉っぱ干せ』って言ってね、葉っぱも捨てずに干しといて、また食べたらいいっていうぐらい葉っぱも栄養があるんです」

まだまだ大根のシーズン。もし機会があれば葉も食べてみてください。

おでんの具は何が好き?その2

最後に、今度は加藤が田中先生の好きなおでんの具を聞きました。

加藤「ちなみに田中先生はおでんの具で何が一番好きですか?」
田中先生「そうですねえ、卵ですね」
加藤「大根じゃないんですね(笑)」
田中先生「ここは大根って言った方がいいのかわからんけど、卵が好きです」

この一言ですべてを忘れてしまいそうですが、今回の調査は「大根の辛さ」について。加藤と田中修先生のゆるい解説でした。
(尾関)

多田しげおの気分爽快!!~朝からP・O・N
2022年01月13日07時41分~抜粋(Radikoタイムフリー)

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