9月17日は台風の特異日 本格的な台風時期に突入

9月17日は台風の特異日 本格的な台風時期に突入

  • ウェザーニュース
  • 更新日:2021/09/15
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2021/09/15 17:28 ウェザーニュース

台風14号は15日(水)現在東シナ海にあり、今後は温帯低気圧に変わって17日(金)から18日(土)にかけて日本列島に影響する見込みです。

この9月17日が、実は「大型台風の特異日」と言われているのをご存知でしょうか?

台風の特異日とは

「特異日」とは、ある気象現象がその前後に比べて現れやすい日(あるいはその日頃)のことを言います。

全国的に晴天が現れやすい「晴れの特異日」の11月3日が有名で、このほか台風にもその特異日があります。

明確な原因は不明ですが、おおむねその時期に現れやすいということが統計的にみられます。1951年以降の台風統計では、最も上陸数が多い日は8月22日で6個、次いで8月23日と9月16日の5個となるのですが、9月は8月よりも大きな被害を出した台風がかなり多く、台風の特異日というと過去の猛台風襲来日を取り上げることが多いです。

以下は「大型台風の特異日」と呼ばれる日(日付は上陸日)です。

■9月16日~17日
・枕崎台風(1945年 広島などで死者行方不明3,756人)
・アイオン台風(1948年 岩手などで同838人)
・第2室戸台風(1961年 近畿、北陸などで同202人)

■9月26日~27日
・洞爺丸台風(1954年 北海道などで同1,761人)
・狩野川台風(1958年 静岡などで同1,269人)
・伊勢湾台風(1959年 東海などで同5,098人)

上陸時の中心気圧は、枕崎台風が910hPa程度、第2室戸台風や伊勢湾台風は920hPa台というまさに猛台風です。また、比較的最近では、青森県で甚大なりんご落果被害や全国に停電被害を出した1991年台風19号(9月27日上陸)や近畿で洪水被害が多発し、初めて特別警報が出された2013年台風18号(9月16日上陸)などがあります。

9月は強い台風が来やすい時期

台風の上陸が最も多いのは8月ですが、9月以降は強い台風が来やすい時期となります。

理由としては、秋は日本付近の海水温が1年の中でも高く台風が発達しやすいことや、上空の風が強まることで台風の動きも早くなり衰えないまま日本にやってくる点が挙げられます。

気象庁が定義する「強い台風」以上(最大風速33m/s以上)の勢力で日本に上陸した台風の割合を見ると、季節が進むごとに増え、9月や10月は半数以上が「強い勢力」以上となります。(9月は18個/31個、10月は8個/9個)

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対流活動 模式図

ウェザーニュースの予想では、9月下旬以降、フィリピンの東海上などの熱帯域で対流活動が活発化する見通しで、10月にかけて台風が発生しやすくなる可能性があります。

これからの時期は猛台風の襲来が集中する時期にもあたるため注意が必要です。

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