驚異の打率8割5分7厘!2位指名の慶大・正木が「大学4冠」へきょう決勝

驚異の打率8割5分7厘!2位指名の慶大・正木が「大学4冠」へきょう決勝

  • 西日本スポーツ
  • 更新日:2021/11/25
No image

ソフトバンクからドラフト2位で指名された慶大(東京六大学)の正木智也外野手(22)が24日、神宮球場であった明治神宮大会の準決勝・神奈川大(関東2)戦で4打数4安打と勝利に貢献し、東京六大学勢では初の「大学4冠」へあと1勝に迫った。今大会は7打数6安打で打率8割5分7厘と絶好調をキープ。25日の決勝で顔を合わせる中央学院大(関東1)も撃破して、プロ入り前に快挙を成し遂げる決意だ。

◇   ◇

打棒が止まらない。正木が全方向へ快音を響かせた。初回は右前打、3回は中前打と、いずれも低めの真っすぐを捉えた。5回は高めの変化球を左前へと運んで、8回は高めの真っすぐを右前へはじき返した。チームも劇的なサヨナラ2ランが飛び出して決勝に駒を進め、「4打数4安打の内容はできすぎだけど、しっかりと自分のスイングができていると思う」とうなずいた。

東農大北海道オホーツク(北海道)との初戦での決勝アーチを含む2安打に続く複数安打で、今大会は7打数6安打の打率8割5分7厘。「データが少ない中、アナリストが細かくデータを出してくれたり、動画をつくってくれたりする。それがすごく助けになっていて、頭に入れて野球ができている」。2本塁打9打点などでMVPに輝いた春の全日本大学選手権に続き、入念な準備と対応力でトーナメントの短期決戦でも抜群の強さを見せている。

秋のリーグ戦では打率2割6厘と不振に苦しんでいたが「力んでしまい、バットが出てこなかった部分があった。脱力して、インパクトのところだけ力を入れることを意識した」。冷静に自己分析して練習に工夫を加え脱した。

目標に掲げていた春と秋のリーグ戦、全日本大学選手権に続く明治神宮大会制覇による「大学4冠」まであと1勝。史上5校目で東京六大学勢では初の快挙が懸かる一戦は、ずっと辛苦をともにしてきた仲間とのラストゲームともなる。「チーム全員、4冠を達成するために、この1年やってきた。こうして一つの目標に向かい全員でやれるのは最後。優勝したい。ベンチに入っている25人だけでなく、部員全員で勝ちにいきたい」と気合を入れた。

初戦の本塁打後に、ソフトバンクの永井智浩編成育成本部長兼スカウト部長が「(外野の)ポジション争いは面白くなるんじゃないかな」と話していた通り、現場の長の藤本監督も4位の野村勇(NTT西日本)とともに「A組からいこうと思っている」と、来春の宮崎キャンプで競争の舞台に立たせる方針を明言している。期待値もうなぎ上りの大砲候補は、大学生活を「4冠」締めして有終を飾る。(山田孝人)

×    ×

◆正木智也(まさき・ともや)1999年11月5日生まれ。東京都出身。神奈川・慶応高では2年春から4番を打ち、2年秋に関東大会8強。3年夏は神奈川大会準々決勝で敗れた。慶大では2年春からレギュラーとなり、今春の全日本大学選手権では優勝し、最高殊勲選手賞を獲得した。182センチ、91キロ。右投げ右打ち。

No image

西日本スポーツ

この記事をお届けした
グノシーの最新ニュース情報を、

でも最新ニュース情報をお届けしています。

外部リンク

  • このエントリーをはてなブックマークに追加