【大学野球】「どんな使われ方をしても...」スタメン抜擢で勝ち越し打 慶大・新美寛太の“準備力”

【大学野球】「どんな使われ方をしても...」スタメン抜擢で勝ち越し打 慶大・新美寛太の“準備力”

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  • 更新日:2021/06/10
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慶大・新美貫太【写真:中戸川知世】

7回に勝ち越しの適時二塁打を放った新美

全日本大学野球選手権の第3日が9日に行われ、神宮球場では3年ぶり12回目の出場となった慶大が、和歌山大に4-2で勝利した。この日「8番・左翼」でスタメンに抜擢された新美貫太外野手(4年)が、7回に決勝打を放ち、試合を決めた。

1-1の同点で迎えた7回。1死二塁で迎えた好機を逃さなかった。直球を振り抜いた打球は左翼の頭上を越える、適時二塁打となり勝ち越しに成功し、これが決勝点となった。

「森田が力投していたので、何とか1点、後ろに繋ぐという気持ちが二塁打になりました」

新美は今季リーグ戦では、代打や守備固めで全10試合に出場しているが、スタメン出場は1度も無い。全国の大舞台、負ければ終わりの一戦。スタメンを聞いたのはこの日の朝だった。「どんな使われ方をしてもパフォーマンスを発揮できる準備をしていた」と、特に驚きはなかったという。

「パフォーマンスを発揮できる準備をしていた」とスタメン抜擢にも動じず

リーグ戦と違い、トーナメント制の短期決戦。この日は新美の他に、リーグ戦で出場機会のなかった本間颯太朗内野手(1年)を「1番・二塁」で起用した。堀井哲也監督は「短期決戦なので、とにかく調子の良い選手を。2人とも守備がいいので」と、スタメン起用の理由を明かした。

スーパーサブとしてリーグ戦を過ごした。堀井監督は「よーいドンで力を発揮できるタイプ」と、新美を評価する。準備をする上で大事にしていることは、「常に試合を想定する」こと。打撃練習では「早慶戦で負けている9回の打席」をイメージ。自身にプレッシャーをかけ、打ち勝つための準備をしてきた。

「朝起きる所から、同じ時間に起きて、同じ準備をして気持ちを整えている。打席に立つ前に投手の対策を考えて、打席に立ったら、あとは準備してきたから想定内だというところですかね」

結果を残せたのは、綿密な準備があったからこそ。試合後も「明日に切り替えていきたい」と、すぐに次戦を見据えていた。10日には関西学院大とベスト4を争う。1987年以来4度目の優勝を掴み取るため、新美は準備を欠かさない。(上野明洸 / Akihiro Ueno)

上野明洸 / Akihiro Ueno

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