発症が多い高齢者の「熱中症」 注意点は?

発症が多い高齢者の「熱中症」 注意点は?

  • 日本海テレビ
  • 更新日:2022/06/23
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各地で猛暑日を観測するなど、熱中症に注意が必要だ。中でも発症が多いのが高齢者。高齢者は熱中症の症状に気づきにくいため、周りの人たちがこまめな水分・塩分補給など対策をとることが重要となる。

6月23日も各地で猛暑日を観測するなど、熱中症に注意が必要だ。

中でも発症が多いのが高齢者。

熱中症の対策は…?

鳥取市の介護老人福祉施設を取材した。

◇◇

気温と湿度、両方が高くなりやすい梅雨の時期。

実は、熱中症への注意が必要な時期でもある。

5月末から6月19日までの3週間に山陰両県で、合わせて54人が熱中症の疑いで搬送されている。

記者リポート:「搬送された人のうち、およそ6割が65歳以上の高齢者です。高齢者の熱中症を防ぐために、どのような対策が必要なのでしょうか。」

鳥取市の介護老人福祉施設で、高齢者の熱中症の危険性について聞いた。

新いなば幸朋苑 介護福祉士 安岡隆二さん:「一番は本人が気づきにくいというところと、発症した場合、他の方と比べると、重症化しやすいというところで注意が必要です。」

介護が必要な高齢者が、およそ50人が入居しているこちらの施設。

熱中症対策として、特に気をつけているのが水分補給。

介護福祉士 安岡隆二さん:「お茶をゼリー状にしたものに、電解質(塩分)が入っていて、水分補給ができるようになっています。」

飲み物に塩分を加えたり、利用者の飲み込む力に合わせて、とろみをつけるなど、飲みやすい工夫をしている。

水分補給が終わると、操作を始めたのはタブレット端末。

介護福祉士 安岡さん:「飲んだ時間に飲んだものと飲んだ量を打って、利用者の(摂った)水分量を確認しています。」

1日、1リットルから1.5リットルの水分が飲めるように、利用者ごとに“いつ”“何を”“どれくらい飲んだか”を記録し、職員で共有している。

また、利用者一人ひとりの様子もこまめに見て回っている。

新いなば幸朋苑 職員:「寒くないかな?暑くもない?大丈夫ですか?」

利用者:「ええくらい。」

新いなば幸朋苑 職員:「ええくらいなら良かったです。」

高齢者は、暑さや寒さ、のどの渇きなどを感じにくいため、異変に気付くことが大切だという。

新いなば幸朋苑 介護福祉士 安岡隆二さん:「皮膚の渇きだとか、唇の渇き、表情、あとは生活の中で細かい変化に気をつけながら確認しています。」

高齢者の熱中症を防ぐために、高齢者が症状に気づきにくいことを理解し、周りの人たちがこまめな水分・塩分補給など対策をとることが重要だ。

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