佐藤琢磨、角田裕毅を生んだ「鈴鹿サーキットレーシングスクール」が「ホンダ」を冠した新名称に その理由とは?

佐藤琢磨、角田裕毅を生んだ「鈴鹿サーキットレーシングスクール」が「ホンダ」を冠した新名称に その理由とは?

  • ココカラネクスト
  • 更新日:2022/01/15
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会見するホンダの三部社長(ホンダ提供)

ホンダは14日、今季のモータースポーツ参戦体制発表会を開き、ホンダ主導の若手レーサー養成機関「鈴鹿サーキットレーシングスクール(SRS)」の名称を「ホンダレーシングスクール鈴鹿(HRS)」へ変更すると発表した。校長にあたるプリンシパルは米インディカーに参戦する佐藤琢磨が継続する。

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SRSは1992年に三重県の鈴鹿サーキットで開校。二輪、レーシングカート、フォーミュラカーと他岐に分かれ、カートを含めてF1に進んだ選手として佐藤琢磨、山本左近、中嶋一貴、角田裕毅がいる。

名称変更についてモータースポーツ関係者は「これまでも実質的にホンダのスクールだったが、ホンダとの連携がさらに強化されていく。ホンダの名前を出すことで世界的にブランドイメージを高める目的もある」としている。

F1は昨年で撤退したものの、米インディカー、日本のスーパーフォーミュラ、スーパーGT、二輪もモトGPを含む内外の各カテゴリーで活動を続けており、モータースポーツ活動もかつては二輪レースの統括会社だったホンダレーシング(HRC)に一元化されることになった。

鈴鹿サーキット、ツインリンクもてぎの運営会社「モビリティランド」も3月から「ホンダモビリティランド」に改称され、ホンダの名前を前面に押し出すことになる。

ホンダレーシングスクール鈴鹿のロゴ

ホンダは、一緒にF1活動を続けたレッドブルとも選手育成で協力関係を維持していくことにもなり、昨季F1にデビューした角田は今季もアルファタウリに残留して2年目のシーズンに臨むことが決まっている。

今季はF1の直下シリーズ「F2選手権」に20歳の岩佐歩夢が仏DAMSチームから参戦。育成シリーズのフランスF4には「SRS-フォーミュラ」でスカラシップを獲得した荒尾創大と野村勇斗の2人が参戦の予定だ。

ホンダによると「日本では、レッドブルのドライバーがHRSのアンバサダーに就任し、世界トップレベルのドライバーが持つ技術をスクール生に直接伝える」としており、2023年からはホンダの米活動拠点HPDとのジョイントで、現地の育成シリーズ「フォーミュラ・リージョナル・アメリカ」のトップドライバーを招へいするスカラシップを開始することも発表された。

ホンダの三部敏宏社長は記者会見で「F1参戦を終えても、モータースポーツの重要性は変わらない。ホンダにとって重要なのは創業者に始まる勝ちにこだわるレーシングスピリット。それはわれわれにも伝承されている。モータースポーツはホンダカルチャーの大きな結晶の一つであり、それを忘れずにチャレンジを続けていく」と断言。自動車産業の転換期を迎えるなかで、モータースポーツ活動が不変であることを鮮明にした。

[文/中日スポーツ・鶴田真也]

トーチュウF1エクスプレス(http://f1express.cnc.ne.jp/)

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