5月28日にモロッコ・ラバトで開催されるダイヤモンドリーグ(DL)ラバト大会に出場予定だった、男子100mのM.ジェイコブス(イタリア)が股関節痛のため欠場することが発表された。
男子100mでは東京五輪金メダリストのジェイコブスと昨年のオレゴン世界選手権金メダリストのF.カーリー(米国)の対決に注目が集まっていた。ジェイコブスは自身のSNSに「ケガをしているわけではない。最高の屋外シーズンに向けて技術的にも体力的にも準備はできている。挑戦は延期されたに過ぎない」と書き込んでいる。
ジェイコブスは今季屋外のレースには未参戦で、回復すれば6月のDLローマが初戦となる予定。この大会でもカーリーがエントリーしているほか、15年北京世界選手権・オレゴン世界選手権銅メダルのT.ブロメル(米国)ら有力選手が出場を予定している。
月陸編集部