
巨人・大勢(左)と談笑する阪神・湯浅
右前腕部のハリで登録を抹消されていた阪神・湯浅京己投手(23)が26日、出場選手登録された。
今季は当初、クローザーとしての起用を期待されていた右腕は、3月のWBC出場による疲労軽減、コンディションの再調整を目的に4月16日に抹消され、張りの出ていた患部の治療に専念。その後、ファームで実戦復帰を果たし、一軍復帰のタイミングを模索していた。
この日の巨人戦前の試合前練習から一軍に合流した湯浅は、主力勢と久々の対面。対戦相手でWBCでは同僚でもあった巨人のクローザー・大勢とも久々の再会を果たすなど、終始穏やかな表情で汗を流し「しっかりと準備してきたので。任されたところでしっかり力を出せるように頑張ります」と意気込んだ。
岡田彰布監督(65)は起用法について、当面は「ちょっと楽な場面でな」と6、7回での中継ぎとしての起用を示唆。まずは久々の一軍マウンドで〝地ならし〟を経て、徐々に勝負所への起用へとシフトチェンジする方針のようだ。
東スポWEB