中日春季キャンプ(21日、北谷)開幕投手候補に名前が挙がる沢村賞左腕・大野雄大投手(32)が初めてシート打撃に登板。打者10人に対し、2安打1四球だった。日本ハムとの練習試合(名護)組と離れて北谷で残留練習を行う平田、阿部、高橋周、京田と対戦。高橋周には最初の対戦で右翼への一発を浴びたものの、その後の対戦では外角を厳しく突いて、見逃し三振を奪った。そのほか京田に右前打を許した以外は凡打に打ち取り、変化球も試しながらの充実の30球となった。
また、福谷浩司投手(30)は打者10人に36球を投げて5安打。福敬登投手(28)は5人に対して無安打だった。

シート打撃に登板した中日・大野雄大投手(撮影・須藤佳裕)