アメリカに住むララ・ラファティさん(27)は先日、求人に応募した際、詐欺にあったとSNSで明かしました。

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ララさんは動画で、投稿の経緯を次のように話します。

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「最悪な詐欺に遭いました。他の人が被害にあわないように、多くの人に伝えなきゃいけないと思ったので話します」
フリーランス向けの求人サイトで、副業を探していたというララさん。大手のレシピ動画を運営する会社の校閲者の求人を目にしたといいます。

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「食べものも(応募先の会社の)レシピ動画も大好きです!しかも、とても融通が利きそうな好条件。絶対に応募したいと思いました」
数時間後、求人先から返信をもらいました。
そこには、面接はSkype(ビデオ通話アプリ)で行なうという指示がありました。
オンラインで面接を受けた翌日、事態は一変したといいます。

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「翌朝、レシピ動画サイトのドメインらしきメールアドレスから、合格した旨を伝えるメールが届きました」
「とても楽しみでした。ブランドのロゴがついた内定通知を受け取りました。すぐにサインをして、私の上司になるはずだった女性に送りました」
「ですが、その女性の上司はいわく『新しいパソコンを送らないといけません。そのため、外部の業者と連携する必要があります』と言ってきました」
「そして、パソコン代とダウンロードしなければならないソフトウェア一式の費用、2000ドル(約27万円)の請求書を送ろうとしてきました」

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「女性は『心配しないで。請求書が必要だけど、お金はあとで送るから』と言って、安心させようとしてきます」
不審に思ったララさんは、請求書の件について詳しく話すため、ビデオ面接を申し出たそうです。

Domoyega / Getty Images/iStockphoto
面接の招待リンクを待つ間、メールを送ってきた人物を調べてみることにしたというララさん。
「会社のウェブサイトに飛んで、インタビューをした2人の女性を探しました」
「2人の情報は、確かに記載されていました。名前のスペルもあってるし、プロフィールの写真も、Skypeで話した人と同じでした」
「それでもまだ危険なニオイがしました」
「今度はインスタグラムで、私の上司になる女性のアカウントを見つけました。なので個人メッセージを送りました」

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「会社のサイトで、面接官2人のメールアドレスを見つけたので、メールを送りました」
「『こんにちは。以下が私のもとに届いた内定通知です。でもこの求人、少しおかしいと思ってます。もし本当なら、とても喜ばしいことなので、見てください』という感じで送りました」
「インスタグラムからの返信はありませんでしたが、会社からはメールで回答がありました。どうやらこれは詐欺だと」
「何者かが求人サイトに勝手に掲載して、大手レシピ動画サイトの人員募集を装っていました」
「会社のウェブサイトとSNSに一致するようなSkypeのアカウントを2つ用意し、女性になりすましていました。まるで本人かのように」
BuzzFeedは、ララさんに話を聞きました。
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ララさんは、今回のできごとに心を痛めていると話します。
「号泣しました。とてもショックで、数日間立ち直れませんでした」
ララさんは普段、歌手や音楽プロデューサーとして活動しています。
「臨時収入を初めて得られそうで、最高な仕事を見つけたと思っていました。音楽活動の時間も確保できると考えていました」
「求人が偽物だとわかって、また過酷なアーティスト生活に戻るのかと思いました」
「求人情報は、私が『詐欺師』に採用された時点ですでに削除されていました」

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求人サイトはララさんに対し、架空の求人情報を掲載してしまっていたことを謝罪。有料プランの一部を無料で提供し、150ドル(約2万円)を支払いました。
ララさんは、夢のために就職活動を続けるといいます。

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「最終的な目標は、インディーズのレーベル会社やアーティストを養成する会社で、私の音楽経験を活かしたいと思っています」
「誰か一緒に夢の実現を手伝ってくれるなら、それがゴールです」
「とはいいますけど、やっぱり労働時間に融通が利く、時短かつリモートでできる仕事を探しています」
「TikTokに投稿してから、1つ面接を受けて、3〜4人から仕事のオファーが届きました。まだまだこれからです」
ララさんのSNSアカウントはこちら。
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この記事は英語から翻訳・編集しました。翻訳:髙島海人
Alexa Lisitza