保護措置が奏功、樹齢3500年のコノテガシワに活力 北京市

保護措置が奏功、樹齢3500年のコノテガシワに活力 北京市

  • 新華社通信
  • 更新日:2022/06/23
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保護措置が奏功、樹齢3500年のコノテガシワに活力 北京市

20日、北京市密雲区新城子鎮のコノテガシワ。(北京=新華社記者/李欣)

【新華社北京6月23日】中国北京市密雲区新城子鎮には樹齢約3500年のコノテガシワがある。一度は樹勢が衰えたが、より専門的、科学的な保護措置を受けて活力を取り戻した。

同区園林緑化局総合科の姜新(きょう・しん)科長は「このコノテガシワは北京の古木の中で最も大きく、高さは11.5メートル、胸高周囲は8.2メートルある。幹は大人9人が両手を広げてようやく抱えられるほど」と話す。以前から専門の保護担当者がいたが、木の東側が道路に面していた上、石垣で根の成長が阻害され、養分を吸収できる面積が著しく不足していた。

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20日、北京市密雲区新城子鎮のコノテガシワ。(北京=新華社記者/李欣)

北京市の園林緑化部門、密雲区、中国科学院植物研究所、北京林業大学などの専門家が何度も現場を訪れ、古木と周辺環境を全面的に検証した結果、隣接する道路を19.4メートル東へ移設し、周辺約1400平方メートルで立ち退きを求めることになった。2087平方メートルの舗装道路と石垣を撤去してコノテガシワの成長空間を確保した。

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上:石垣撤去前のコノテガシワ。下:道路移設後のコノテガシワ。(組み合わせ写真、北京=新華社記者/李欣)

姜氏によると、コノテガシワに対しては精密検査、支柱の設置、樹洞の封鎖と排水、有機物と微生物肥料による土壌改善、通気口と防護柵、避雷針の設置、病虫害予防と防腐措置、モニタリングなども行った。また、周囲に公園を新設して自然に近い植物群落を作り、安定した森林生態系を形成することで環境を改善した。

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20日、北京市密雲区新城子鎮の公園でコノテガシワを見学する観光客。(北京=新華社記者/李欣)

首都緑化委員会弁公室の関係責任者は、市内全域で古木・名木の成長環境保護試験区20カ所の建設が基本的に完了したと明らかにした。(記者/趙旭、李欣)

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