
22-23イングランド・プレミアリーグ第28節、サウサンプトン対トッテナム・ホットスパー。得点機を逸し口元を覆うトッテナム・ホットスパーのハリー・ケイン(2023年3月18日撮影)。
【AFP=時事】22-23イングランド・プレミアリーグは18日、第28節の試合が行われ、トッテナム・ホットスパーは2点のリードをふいにし、3-3でサウサンプトンと引き分けた。
トッテナムは前半アディショナルタイム、ペドロ・ポロの移籍後初ゴールで先制したものの、後半開始直後にチェ・アダムスの同点弾を許した。
それでもトッテナムは65分にハリー・ケインが勝ち越しゴールを決めると、74分にはイバン・ペリシッチが追加点を挙げた。
最下位のサウサンプトン相手に勝利を挙げ、マンチェスター・ユナイテッドをかわして3位に浮上するかに思われたトッテナムだったが、サウサンプトンは77分にセオ・ウォルコットが約2年ぶりのゴールを決めて1点差に詰め寄ると、試合終了間際にジェームズ・ウォード・プラウズがPKで同点弾を決めた。
トッテナムのアントニオ・コンテ監督は、「また自分たちがチームでないことを示してしまったのが問題だ」とし、「自分勝手な選手や助け合おうとしない選手、気持ちを出さない選手が目につく」と述べ、選手たちを厳しく批判した。
一方でチェルシーも終盤に失点をし、2-2でエバートンと引き分けた。
チェルシーは52分にジョアン・フェリックスのゴールで先制した後、一度は追いつかれたものの、76分にカイ・ハヴァーツのPKで勝ち越しに成功した。
しかし、終了間際にエリス・シムズがエバートンでの初ゴールを決めて同点とし、チェルシーのトップ4入りのわずかな望みはほぼ消えた。
リーズ・ユナイテッドはともに下位で苦しむウォルバーハンプトン・ワンダラーズとの打ち合いを4-2で制し、降格圏から脱出した。
リーグ戦ここ13試合でわずか1勝にとどまっていたリーズは、敵地で後半途中までに3-0とリードを奪った。その後、ウルブス(Wolves、ウォルバーハンプトンの愛称)は8分間で2点を奪い詰め寄ったものの、ジョニーが危険なタックルで退場処分を受けた。リーズは勝ち点3を確実にする4点目をロドリゴが決め、この勝利で14位に浮上した。【翻訳編集】AFPBB News